築地市場内にいく
築地場外の自転車もいいのだが、せっかくなので場内で働く自転車も見てみることにしよう。
築地場内にきてみたところ、走っているのはターレーや大八車みたいのばっかりで、自転車はぜんぜん走っていなかった。
市場内では一回に運ぶ量が多くなるので、自転車はほとんど使われないらしい。また、常に海水で濡れている場所のため、スポークなどがすぐに錆びてしまうそうだ。
それでも何件かに聞いてもらったところ、仕入れ先の魚屋さんが自転車置き場に一台おいているというので、それをみせてもらうことにした。
市場内でみる業務用自転車はさらにかっこいい
下の連続写真を見て欲しい。
私のつたない写真の腕で伝わるだろうか。日本一の魚市場、築地に置かれた業務用自転車のかっこよさが。
“機能美”という言葉がふさわしいパーツ達が集合し、絶妙のバランスで成り立つ業務用自転車。これぞ男の乗り物。
よし、この自転車を買おう。
買えない
業務用自転車があまりにもかっこいいので、特に仕事では使わないのだが、一台買おうかなと思って自転車オーナーにどこで買えるか聞いてみた。
この手の自転車は普通に売っているようなものではないので、自転車屋で用途に合わせた特注品を頼むのだという。驚きなのはそのお値段。実は新車だと10万円以上もする高級自転車だったのだ。
今の私にこの自転車は、いろいろな意味で乗りこなせないようだ。