■あっさり見つかるが、しかし…。

大久保駅から降りると、数件の中華系食品屋さんが営業している。中国語表示しかないので、中国の人ばかりが来る店だと思う。
お菓子類やレトルト、香辛料はもちろん、普通のスーパーにないものが充実している。とくに冷凍食品がすごい、餃子や揚げ団子などの料理や、食材用の生肉が多数。
「確か、前に見たときは珍しい『狗肉』もあったはずだから、アヒルなんて普通にあるんじゃないかなあ」とアタリをつけて行ったら、あっさり、あった。
どの店も、一羽1500〜1600円くらい。
しかし、で、でかい。３、４キロはありそうだった。こんなに食べられない。
加えて、買いにくい理由があった。
丸のままなのだ…。足が…水カキがついている、首も…。
いや、こういうのだって慣れてしまえば、調理可能だと思う。でも料理下手な私が、いきなりコレはちょっと無理だ、と思い、買うのを断念してしまった。ヘタレである。
代用に、ブラジル産ひな鶏一匹を買った。とても小ぶりなもので、一人前に丁度良く、値段も350円とお安かった。

■ほかにも滋養はないものか

大久保には、他にも「身体に良さそうな、異国のもの」がいっぱい売ってるように思えた。
とくに韓国系は「身体によさそうなもの」だらけだ。

『美女ザクロ』は、ザクロの飲み物。ザクロって女性ホルモンをうながすので、女性の身体にいいらしい。見かけは酸っぱそうだが、買って飲んだら意外に甘かった。
『２％足りない時』は…何が２％足りないのだろう？？

朝鮮人参ドリンクは、中に小さなニンジンが１本入ってて、180円也。安い。
右は「コーンのひげ茶」、新陳代謝に良く、むくみが取れるらしい。味はコーンそのもので、１箱350円。

韓国食品マーケットで、珍しい「刺身用」レバー発見。こんなのあるのか、と驚いた。買って食べた、美味かった…。

■作るよ「薑母鴨（←やっぱり読めない…）」

調達した材料で、さっそく滋養料理を作ってみたいと思う。

用意するもの：あひる（今回は鶏肉で代用）、しょうが、ごま油、米酒（中国のお米を原材料にした蒸留酒、ひとびん500円ほど、無ければ日本酒等で代用出来ると思う）

まず、しょうがをゴマ油で炒める。

トリを投入、焦げ目がつくまで、炒める。

米酒と水、ショウガをすったものを土鍋にはり、焦げ目をつけたトリを入れる。

このまま１時間煮る。

１時間煮たら、他に加えたい具材（ネギなど）を足して、さらに１時間以上煮る。

…できた！！
トリはホロホロになっていた。美味い。

使うお酒の度数が１９．５度と強めなので、食べるとおなかがホワンと熱くなる。
この料理、全身の血行が良くなるらしい。確かに汗が出てくる。
ああ、いかにも身体に良さそうだ。これ食べて、元気出なかったらウソだ。