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ロマンの木曜日
 
涼しい枕を魚で作る

魚じゃない

写真を見て、洞察力の鋭い読者の方ならばお気付きでしょうが、追加で注文したのは魚じゃなくて四角いやつです。
なぜ魚ではなくて四角なのでしょうか。
その主な理由に、注文の際に僕が間違えたというのが挙げられます。
そして、それ以外の理由は挙げられません。


おや、魚じゃない

 

仕方がないよ

間違えちゃったものは仕方がありません。
しかし、四角い容器にはメリットもあります。四角いやつには醤油だけじゃなくソースもケチャップも入れられます。魚の容器だとその見た目から醤油以外を入れるのはどうにも不自然ですから。
と、自分をはげましてみますが、届いた包みを開けた時に僕の心が負った傷は決して癒えません。


黙々とキャップを締めます

締めます

締めます

 

作業を繰り返す

また黙々とキャップを締める作業を繰り返します。
ちなみにこの四角いやつ、100個入り一袋で260円ほどでした。
1個あたり2円60銭と、あの魚ほどじゃありませんがとても安いのです。
たぶん、キャップをあらかじめ締めて売っていたら、キャップを締める工賃が上乗せされて、この値段で売ることはできないとおもいます。
と、さっきも書きましたがまた同じことを思いながら作業をしました。
けれども考えてみたら、本来の醤油を入れる用途の場合、あらかじめキャップが閉まっていたら、使いにくいのですよね。
なるほどなーと思っているうちに、追加で購入した100個入りを2袋、計200個すべて締め終わりました。
このあたりで、余っていた魚容器を有効活用しようというのとは大きな矛盾が生じているのに気付きはじめていますが、あまり気にしないことにします。


できた(今度こそ)

洗濯ネットに追加投入

 

ついに完成

すったもんだはありましたが、ようやく完成しました。
手で押してみたところ、弾力も程よくあり、ちょうどよい低反発具合でした。
これで夢の「涼しい低反発枕」が完成しました。


枕っぽくなった

ほどよい固さ

 

涼しい枕になりました

実際にベッドにおいて横になってみました。
いい案配です。
この涼しさは格別です。
これなら気持ちよく寝られそうです。
それでは、今夜さっそくこれで寝てみます。


通気性も良さそうです

概ね快適

一晩眠ってみましたが、寝返りの際にカラカラとうるさくて時おり目が覚める、顔に魚のヒレのあとが残る、などのいくつかの点をのぞけば、とても快適です。
食卓に上がるものを枕の素材に利用するのは抵抗があるという方もおられるかもしれませんが、そば殻の枕だって食べ物の残りですから、その辺のモラルの問題もクリアしているでしょう。
暑くて寝苦しさにお悩みの方は、この夏の枕の選択肢のひとつとして、いかがでしょうか。
涼しいのは確かです


 
 
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