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ちしきの金曜日
 
バナナガードに入らないバナナ探し
 


 手軽に食べられて栄養価の高い果物、バナナ。カフェのレジのところで売っているのを見かけることもある。

 いつでも食べられるようにカバンに入れて持ち歩く人もいるようだ。そこで問題になってくるのが打ち身対策。力がかかると茶色く変色しておいしくなさそうになってしまう。

 そうした問題に対処するために、バナナガードという製品がある。バナナ用のハードケースだ。バナナの形を研究し、9割のバナナが入るように形が工夫されているらしい。

 それはすごいと思うが、逆に入らない規格外のバナナを探してみたいとも思ってしまう。そういうわけで、いろんなバナナを試してみました。

小野法師丸



●標準的なバナナじゃ満足できない

  バナナを携帯するためのケース、バナナガード。どうやら海外ではバナナを持ち歩くというニーズが日本より多い国もあるらしく、このバナナガードもカナダで企画されたとのこと。


毎度お世話になります

 やってきたのは東急ハンズ。ネットの通信販売でも扱っている店はいろいろあるようだが、あらかじめ電話で確認したところ、ハンズでは実店舗でも扱っているとのこと。

 店員さんに聞いたところ、バナナケースはお弁当箱売り場にあるらしい。なるほど、確かにそういう分類になるか。


バナナの色にこだわらないバナナケース
開くとこんな感じに

 そういうわけで、お弁当箱と並んで売られているバナナケースを発見。製品としては青や紫といったカラーバリエーションも発売されているようだが、ここでは3色が揃えられていた。

 どれにしようかと悩んで、緑をチョイス。バナナというより、ゴーヤーのようにも見える。

 かなりしっかりしたプラスチックでできたこのケース。写真のようにパカッと開くようになっている。このカーブが9割のバナナにあてはまるようにデザインされているとのことらしい。


人それぞれなバナナたち

 というわけで、バナナケースは無事入手。あとはバナナ本体だが、最近はちょっと品ぞろえのいいスーパーに行くと、いろいろなバナナを買うことができる。今回訪れた店もそうだった。

 いろいろある中、気になったのはこれだ。


なんだか格調高いぞ
ザ・バナナといういでたち

 エクアドル産の「赤道の奇跡」と称されたバナナ。なんだかうまそうなネーミングに、「バナナ愛好家に捧ぐ」というコピーも印象的だ。バナナ愛好家という響きが新鮮に感じる。

 4本で198円だったこのバナナ。大きさや形は標準的で、スタンダードなバナナだと思う。さて、入るだろうか。


うまく入るかどきどきします
…は、入りました

 初めてということで少し緊張しつつ、実際にやってみる。最初はうまく入らなかったのだが、角度や向きなどを微調整しながら試してみると、ジャストフィットする入れ方を見つけることができた。

 スポッと簡単に入るのではなく、ほどよい抵抗がある感じ。中でグラグラしないという意味でもよいのだろう。

 まずは標準的と思われるバナナで試してみて無事成功。今度は規格外のバナナを試してみよう。


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