「デジタル映像制作ガイドブック(発行:ワークスコーポレーション)」というマニュアル本を参考にした。映像制作に必要な周辺知識を体系化した学習図書で、映像の歴史についても詳しい。その「カメラ・記録装置」の章にカクカクのヒントがあった。以下、「2-2.フィルムカメラとフィルム映写機」の項から文章を抜粋する。
「シネカメラと映写機は、1895年にリュミエール兄弟が作ったシネマトグラフが世界初となる。 〜中略〜 人間の眼の残像現象と脳が動いていると認識するぎりぎりの速度ということで、1秒に16コマの間隔で撮影し、10コマ/秒で映写していた。」
つまり、撮影速度と映写速度が違っていたのだ。そのため、映像の再生速度が変わってしまい、カクカクして見えてしまう。きっとそういう事なのだ。
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