おかげさまで、クラブ活動「乙女酒部（甘いカクテルを作る部）」が好評です。ありがとうございます。
部活では「素人が短時間で作れるもの、制作時間は２秒から3日以内」というルールをなんとなく作っているので、難しいもの、時間がかかるものは避けているのですが……本職・バーテンダーさんからの直伝タレコミレシピ、「自家製レモンピール（＝レモンの皮）のリキュール」というのが大変魅力的で、試してみたかったので、今回、番外編として作ってみることにしました。
で、このレシピ、私が以前に人から聞いた「自家製コロンの作り方」と、ほぼ一緒だったのです。なので一緒に作ってみましたよ、お酒と香水を！

まず、レモンと、度数の高い蒸留酒を用意。お酒はクセのないものが良いようです。今回は梅酒用のホワイトリカーを購入。

国産レモンを買ったのですが、バーテンダーさんからのアドバイス「残留農薬が気になるようでしたら、事前に熱いお湯に10〜20秒程浸けてから、洗剤とスポンジでよく洗って下さい」に従って、いちおう洗ってみました。うーん、レモンってお湯につけたとたん、「レモン湯」の匂い、しますね。当たり前だけど、香りの強さにちょっとショック。

うすーく、うすーく、皮をそぎます。よく切れるナイフを使うとラクです（ウチの包丁、切れなくて苦労しました）。白い部分が残っていると苦味が出過ぎるそうなので、なんとか努力して黄色い部分のみをカット。

お、けっこう上手く剥けた……んじゃないかしら。
ちなみにこの皮を、そのままカクテルにふりかけるだけでも「味や香りが複雑に」なるそうです。

焼酎、氷砂糖（なかったのでグラニュー糖で代用）で漬け込みます。これで２週間たてば、リキュールの完成。まだ漬かってない段階でも、フタ開けるだけで、レモンのすんごい良い香りがします。

さて、コロンのほうですが、「砂糖を入れずに漬ける」……以上です。普通、香水は、アルコールとエッセンシャルオイル（匂いのモト）を混ぜて作るので、そーんなに構成要素は違わないはずではあるんですが…。失敗したら飲んじゃえばいいか。

ちなみに、レモンの身ももったいなかったので、別容器でレモン酒を漬けてみました。