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はっけんの水曜日
 
味付きタマゴを作ってみた

(text by 大塚 幸代



遠足のとき、ビニール袋にどっさり、茹でた卵を大量に持たされて、クラスメートに笑われたことがある。
当時は「卵で笑われたこと」が屈辱だったが、大人になると「卵でウケるっていいな」と思うようになり、気が向いたら屋外イベントごとに、ゆで卵を持って行くようになった。
花見の時は、評判が良かった。確実にはける。みんな、なにげなく食う。卵が嫌いな人というのは、あんまりいない。
とある地ビール飲み放題イベント(食べ物持ち込みNG)に、こっそり卵を持ち込んだこともあった。ツマミに最適なのだ。
もしゃもしゃ、グビグビやっていたら、見知らぬ酔っぱらいに指をさされて、
「なんで卵!? 売ってないじゃん! なーんで卵!? 美味しそうじゃん! なんで、なんでなんで卵なの!? 来年、俺も持ち込んじゃおうかなー、アハハハハハハ」
と大笑いされたこともあった。
なぜにそんなにウケたのか。卵の形のポップさからだろうか。「卵食ってる状態」が、ちょっと油断してる感じがして、面白いのか。
どんな美男美女が食べても、間が抜ける食べ物ではある。

そんな愛されているタマゴなので、当サイトでも、卵関連の研究記事は多いのだが…。
この間、「コンビニで売っている、味付きタマゴって、家庭でも作れるらしい」という情報をゲットしたので、今回は「塩味付きタマゴ」チャレンジしたいと思う。

世の中には、意外と「料理スキル、ほとんどナシ」「でも本当は、やってみたい気持ちもあるの」という方が多いと思うので、まず、ゆで卵の作り方から説明しておきたい。
いたって簡単だ。

  • 鍋の中に水を入れ、生卵も入れる
  • そのまま加熱、沸騰させてから火を小さくして、15分くらいほっておく
  • ゆだった卵は冷たい水道水にさらす(カラがむきやすくなるので)。
  • 完成。

さ、普通のゆで卵の作り方はこれでマスター。
塩たまごを作ろう。



用意するもの:タマゴ、そして塩。今回は特別にウズラのタマゴも購入。塩はひと袋100円、卵もひとパック200円ほどなので、材料費は大変に安い。

まず、飽和食塩水(とけるだけとかした塩水)を作成。ウチには良いサイズのナベがなかったので、ヤカンで代用した。

そこに、茹で上がったタマゴを投入(浮きます、塩水だから。でも気にしなくてよし)。

で、この塩水&タマゴを、24時間、冷暗所にて放置(私は冷蔵庫に入れました)。



24時間後。……見た目は変わりませんが、



おおおおおお、塩味が付いている!!!!!!! こんなにアッサリ完成するとは!!!!!!!

うずらも、いい感じに味が付いた。小さい卵のほうが、浸透が早いのか、味が濃かった。
普通の卵のほうも、もう少し塩味付け濃くてもいいかな…と思って、さらに24時間漬けてみたのだが……塩っからくなりすぎてしまい、「酒のつまみにしかならない」という味になってしまった。
つまり、塩味のつき具合は、大きさや時間に比例する、というわけだ。当たり前か。
皆様もご注意ください。

今度また何かイベントあったら、この塩タマゴを作って、持って行こうと思う。
海で泳いだあとに食べると、美味しいだろうなあと思う。
夏の青い空、ビール、片手に卵。やっぱりちょっと間抜けな絵面だけど、まあ、いいんじゃないかしら。


 
 
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