やっと高所らしい高所な病院を発見
そういえばミッドタウンに続いて、もひとつ最近できたオフィス+ショッピング複合施設があった。
東京駅目の前のスポットとして、雑誌などで話題になっている新丸ビルですが、今回用があるのは丸ビルの方。こちらのエレベーターを上がって着いたのが11階。これまでの6階やら8階やらからすれば大進歩のフタケタ病院だ!
おー、やっと4件目のビルにして高さを感じつつ良き眺めの病院に出会えた!といっても、実際の病院ではなく廊下からの眺めなんですが。しかし「丸ビル歯科」って何度も頭の中でグルグル繰り返してると、「キルビル」みたいでちょっと格好良く思えてきますね。
さて東京名所を中心に高所病院を探してきたけれど、意外と高いところに病院がない。やはり高所だと空気が薄くなるとかそういう配慮だろうか。とか思ってたら、結構な高所の病院がありましたよ!ただし、オフィスビルではないのでテーマ的には邪道ではあるんですが。
えらく直球な名前でありました、30階の病院「プラザ30階クリニック」。しかもホテル内だけに、上写真の数字は客室番号なのでわかるとおり、普通の客室がある階の角にある。さっきのオフィスビルの無機質感とは違うまた雰囲気。ホテルの横が病院、ってゲーム「Theタワー」の作りみたいだ。ベッドが足りない時は客室のベッドも使うんだろうか(使いません)。
場所でいえば東京都庁の真ん前、中央公園の緑や西口ビル街とロケーション的にはバッチリ。30階からの光景はさぞ爽快だろう!‥と、思ってたんですが、廊下に窓がないんですよ。まぁホテルってそういう所多いですが。よってこの高さからの光景は撮れませんでした‥。ああ、ここまで来たのに!
「子供のころ、アメリカの空母は中に郵便局とか病院とかあって一つの街になってるんだぜ!」って話を聞いて、そのスケール感がカッコイイ!と思った記憶がある。デカい=スゴいという子供の頭で考えた未来の象徴というか。
そう考えると、ビル内に病院がある、というのはそのビルがひとつの都市である、というひとつの尺度といえるんじゃないでしょうか。1ビルに1病院でレベルアップ、みたいな。
オフィス内病院はまだ日常。
病院単体なら以前工藤さんが取材した聖路加ガーデン(地上51階建て)という巨大にもほどがあるような病院もあるんですけどね。都内最大クラスの東京都庁やミッドタウンタワーと2,30mしか違わないんだもんな。あそこまで行くと未来というより、その先に行っちゃってSFっぽい、もはや。