日曜日の夕方、テレビの笑点を見ていると流れるお線香「青雲」のCM。 すっかり耳になじんだメロディと共に映し出される、たくさん連なった青い凧。 あのCMの連凧を揚げてみたいと思ったことはないだろうか。 僕はある。 CMを見るたびに思っている。 あの凧を大空高く揚げてみたい。 なので、揚げてみた。
(工藤 考浩)
すり込まれた青雲のCM
何でも青雲の連凧のCMは、25年前から続いているものらしい。 25年前というと、僕がちょうど8歳の頃から流れているということだ。 脳裏に焼き付いているのも無理はない。 あのCMの凧を揚げようと、まずはあの青雲連凧の入手方法を調べたが、当然既製品は売っているわけが無く、ネット通販で「40連・連凧作成キット」なるものを入手し、自主制作に取り掛かった。
まずは絵付け
凧に絵を描くことを絵付けというのかどうかは知らないが、その作業から始めた。 絵の具の乾く順番を考慮し、真ん中の文字の入る部分から作業開始である。 40連凧だから、40枚作らなくちゃならない。
青く塗れ
続いて、この連凧のメインカラーである、青色を塗る。 この青が空の色と混ざり合って、美しい連凧となるのである。
多い
先にも述べたが、今回買ったのは「40連・連凧作成キット」である。 40枚、色を塗るのだ。 当初はパソコンで図柄を作成し、プリンタで印刷しようと思っていたのだが、届いた凧はA4よりも大きく、自宅のプリンタでは出力できないことが判明し、手書きという判断を下したのだが、それが思いのほか大変であった。 40というと、それほどの数ではないように聞こえるかもしれないが、だったら、あなた、やってごらんなさい。大変だから。