都会の風に吹かれる段ボール
これはかなり豪快な捨てられかたをされてしまった段ボール。やはり「ボロボロの段ボール」の定義には「真っ直ぐに捨てられていない」という定義が重要なのかもしれない。明らかに何者かによっててきとうな捨てられ方をしてしまった段ボール。
案の定、たくさんの雨を受け端がめくれてきている。
現代社会に警鐘を鳴らす社会派段ボールといったところか。インパクト高し。黒ずんでいる、とか、もう少し別のファクターも混ざっていたら味わいが変わったのになーと思える作品。
路肩の段ボールは2割増し!
続いての段ボールは通行スペースから黒い水のたまる路肩に落ちてしまった段ボール。
もう取り返しがつかないくらい濡れてしまった段ボール。新聞、(安物の)傘、なんだかよく分からないけど黒いもの、と上に乗せられている装飾品もはずしているものがないかわいそう加減である。
赤い矢印で示されている箇所は黒い水たまりに埋まって境目がどこか分からなくなるほど汚れてしまっている。
そしてこんなかわいそうな段ボールにも追い討ちをかけるように雨は降り注ぐ。神は何を考えこの段ボールを追い込むのだろうか。 |