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はっけんの水曜日
 
納豆とか、干しまくり

(text by 大塚 幸代



干した食べ物は、なんだかとても美味いです。
イカの一夜干しもスルメも、乾燥シイタケも干し柿も、味わいディープ。噛めば噛むほど、じんわり舌が喜ぶ汁が、出てきます。
「なぜ干すと美味になるか」という、肝心の理由は、マンガ「美味しんぼ」で読んじゃー忘れ、読んじゃー忘れ、しているのですが……生の食べ物の中の、なんじゃら成分が活性化するせいなんですよ! ビタミンDとかアミノ酸とか(うろおぼえ)。

ああ干したい、食べ物干したい、と「干し欲」が高まってきたある日、「秋冬は乾燥してるので、食べ物を干すにはベストシーズン」との情報をキャッチ。
また「野菜は、一日干しただけでも、かなりウマい」「納豆を3日干して、山に持って行く登山家がいるらしいよ」等の情報もキャッチ。
でも、方法の詳細情報は分からず……。

これは、自分で試して干すしかない、干せばなんとかなるだろう、と、とりあえず
決行することにいたしました!


まずは問題の納豆。

あとは、無難にキノコチーム、まいたけ、しめじ、シイタケ。


はじめての野宿(ベランダで)」でも使用した、自宅アパートのスペースに、新聞紙をひいて準備。新聞をとってないので、中華料理屋さんでいただいた、在日中国人向けフリー新聞で代用しました。ほんと、新聞とってなくても、「新聞紙」が欲しいことってあるよね。


まずは、キノコ類ほ干し干し。午前から夕刻まで、テキトーに。

出来上がり。思ったより、シワシワになりました。

で、炊飯器にお米入れて、ダシ、日本酒、醤油を適量入れて、キノコを全部突っ込んで炊いたところ。

……炊きあがるあいだの、香りが、す・ごーい!!!!!


いや、普通のキノコごはんも、いい匂いですよ。でもその1.5から2倍くらい、匂います。「え、うそ」というくらいの勢い。もわわわわわわわん。

出来上がったキノコごはんは……味も、やっぱり1.5から2倍、強め!! そりゃ美味しかったです。
今後、キノコ炊く時、「ああ、ちょっとでも干したら美味しくなるのに」って後悔しちゃうのかしら。



で、納豆のほうですが。
まず白い紙のうえに、粒が重ならないように、広げます。


こんなんでいいのかしら、と思いながら放置。


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翌1日目。

お、水分、減ってる、減ってます。でも指で触ると、多少ネチャつきが。「本当に乾くのか?」と不安に。

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2日目。

かなり乾燥してきた様子。パリパリ感が見てとれます。でも、ひっくり返そうとしたら、裏っかわにネチャつきが。悩んだ挙げ句、ひっくり返すのは断念して、そのまま干すことに。紙じゃなくて、陶器とか金製のザルっぽいものとか、別のとこに干したほうがよかったのかな? とちょっと反省。

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3日目。

おお、触ってもぜーんぜん、くっつきませーん! 完成かな? と思っておそるおそる、紙からはがしてみました。

 


ざらっとしたお豆が、出来た!!!!!!!! 

■干すだけで!?

口に入れた感触ですが……甘納豆のような、微妙な固さの歯ごたえ、そして舌の上でころがしてると、ネバネバ感が少し復活。きっと納豆好きにはたまらない「ポータブル納豆」が完成しました。これは酒に合う。しかも日本酒に合うに違いない、ふふふ。

この成功に気を良くして、いま、「また何か干したいー!!」欲がわきあがっています。ああ何干したらいいんだろう。冬はあと1ケ月ちょっと。そのあいだに、白菜一日干しあたりも、チャレンジしときたいと考えています。
皆様も、是非お試しくださいまし!


 
 
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