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ひらめきの月曜日
 
話題のドーナツ屋、クリスピー・クリーム・ドーナツを食べてきたぜ


これがうわさの『クリスピー・クリーム・ドーナツ』だ。てかてかしてるよ。

2007年も梅田カズヒコをご贔屓に、
よろしくお願い致します!

さて、皆さまは「クリスピー・クリーム・ドーナツ」というお店をご存知だろうか? アメリカでは有名なドーナツ屋さんなのだが、去年12月に日本1号店がオープンしてからというもの、連日押すな押すなの大盛況らしいのだ。

そういえば最近、不思議な名前のおしゃれなドーナツチェーンが増えてきた。それはミスドのドーナツよりうまいのか?

というわけで、話題のクリスピークリームドーナツのレポートで新年一発目のご機嫌を伺おうかと思っております

正月気分も吹っ飛ぶ甘さでした。

梅田カズヒコ



友人の話しによると……。

アメリカからやってきたドーナツチェーン、クリスピー・クリーム・ドーナツは各サイトでも話題になっている。新宿経済新聞によると、新宿のお店が日本初の店舗だが、今後国内で30店舗〜50店舗の出展を予定しているという。かつてのスターバックスや、もう少し昔で言えばハーゲンダッツみたいに『米国で人気のチェーンが日本に上陸して大人気』というわかりやすい展開だが、僕がクリスピー・クリーム・ドーナツに興味を抱いたのは、実際にお店に行った友人のY君が面白そうなことを話していたからだ。いわく……

  • 連日大行列。昼間なら1時間待ちは必至らしい。
  • 行列の間にドーナツを作る過程を見ることができるらしい。
  • それはさながら工場見学のようだ。
  • ドーナツがあがったりさがったりしているらしい。
  • 油で揚げるところはドーナツのプールみたいになっているらしい。
  • シロップをかけるところはナイアガラの滝みたいらしい。
  • 順番待ちの間に揚げたてのドーナツを配ってくれるらしい。

ドーナツの工場見学? シロップのナイアガラの滝? ドーナツがあがったりさがったり? ドーナツのプール? なんだそれは? 夢の国か。グリム童話か? 頭の中がとてもメルヘンな想像でいっぱいになってしまった僕は、うふふ。あはは。とニヤニヤしながら現場へ向かったのだった。


うふふ、あははと言いながらノートに書いた想像図

A(左上)、ドーナツがあがったりさがったり
B(右上)、ドーナツのプール
C(左下)、シロップのナイアガラの滝をくだるドーナツたち
D(右下)、列に並んだだけでドーナツがもらえる!

 

雨だというのに店の外まですごい行列。並んでまで食べたいドーナツってどんなドーナツなんだろう?

雨だというのに大行列だ。

取材日の関東地方は雨。いくら行列のできる店とは言え、冬の雨の日にはさすがに並んでないだろう、と決め込んだ自分が甘かった。なんと見てのとおり大行列。連日大行列だという友人Y君の話しはうそではなかった。

実はここに来るまで、Y君がうそをついていたらどうしよう、と思っていた。疑ってごめんな、Y君。そしてますます期待度が高まる。ドーナツのプールとは? シロップのナイアガラの滝とは?

雨をしのぎながら列に並ぶこと20分。目の前に現れたのはこんな光景だった。

 

さすがに、想像とちょっと違ったものの……

売り場の横、ドーナツを作っている場所がガラス張りになっていて、ドーナツができる過程を楽しむことができるのだ。


『ドーナツがあがったりさがったり』というのは、生地を乾燥中に、乾燥部屋をベルトコンベアーで上がったり下がったりするということでした、なーるほど。
ドーナツを揚げているところ。確かにこれはドーナツのプールっぽい! しかしプールと呼ぶには小さい、とY君に話したところ、『人間からすれば小さいけど、ドーナツからすれば大きい。ドーナツ目線ではプールだ』と申しておりました。Y君のそういうものの見方は友達として好きなので許してあげたい。

 

シロップの滝



これはドーナツにシロップをつける工程。

上からシロップが滝のように流れていて、その下を通過することによってドーナツがシロップでコーティングされるという仕組みだ。

ナイアガラの滝という表現はさすがにオーバーな気がしたが、Y君の言わんとしたかったことは、『幅の広い滝が流れているようだ』ということのようだった。


次々と完成するドーナツたち

 

楽しむためのドーナツ

待ち時間は長いがこういった光景を眺めることで楽しく過ごせる。なるほど、テーマパークのアトラクションの待ち時間と一緒だ。アトラクション性のあるドーナツ屋。それはミスドにはないポイントだ。

今でこそ当たり前になってしまった感はあるが、日本に上陸して間もない頃のスターバックスにも、アトラクション性を感じたことがある。アメリカ人はアトラクションが好きだ。

なるほどな、と関心しながら列に並んでいると、次なるアトラクションがやってきた。


店員さん『今、できたばかりのあげたてドーナツ、食べませんか?』

さっきまでドーナツの作られる工程を指をくわえて眺めていた僕らは、やさしい表情の店員さんのお言葉に甘え、できたてドーナツをいただくことにしたのだ。ドーナツを丸ごと一個もらえるなんて、なんて太っ腹な試食なのだろう。

あ、うまい。

クリスピークリームドーナツでは12種類のドーナツを販売しているのだが、特に一押しなのが、オリジナル・グレーズドと呼ばれるドーナツ。

オリジナル・グレーズド(150円)

先ほど食べたできたてのドーナツもこれ。シロップの滝をくぐり抜けたドーナツ。

口に広げたとたんにとろけるシロップ。出来立てのものは、油のいい香りがふんわり漂ってきたが、できてから時間を置いたものは少し味が落ち着いてきて、しっかりとした味になっていた。中はやわらかくてもちもちしている。


中はもちもち

口に広がるのはやや濃くて、分かりやすい味付けがほどこされた、まさにアメリカの味だった。うまいよ。

ほかにはグレーズドラズベリーと呼ばれる、中にラズベリーソースが入ったドーナツも食べました。


グレーズドラズベリー(170円)

これまたシロップでコーティングされたドーナツの中に、甘酸っぱいラズベリーソースがおいしい。憎い逸品だ。


こちらは同行してくれた友人が頼んでいたシナモンアップル(170円)とグレーズドクルーラー(170円)。これもおいしそうでした。

クリスピークリームドーナツ新宿サザンテラス店
東京都渋谷区代々木2−2−2 
新宿サザンテラス内
TEL:03-5333-0560
7:00〜23:00

ドーナツって平和な食べ物だよね

ドーナツ屋、群雄割拠の時代に突入か?

今回のクリスピークリームドーナツより少し前、首都圏に『ドーナッツ・プラント』というちょっと高級なドーナツ屋さんが誕生している。こちらのドーナツも食べてみたのだが、こちらは非常に上品な味わいだった。ドーナッツプラントも店舗を順次拡大中で、全国各地に出店する時代もそう遠くはない予感がする。すでに全国各地に存在するミスタードーナツとあわせ、ドーナツ戦争が巻き起こるかもしれない。クリスピークリームドーナツが全国各地に広がっていく暁には、ミスドは、かつての『スタバが登場したあとのドトール』みたいな、少し寂しい感じになるかもしれない。

店員さんにサービスでもらったものも含めて、クリスピー・クリーム・ドーナツを3個食べたのだが、おなかもいっぱいになったし胸もいっぱいになった。食べやすいけど調子に乗ってばくばく食べるときっと太るので気をつけましょう。食べすぎ注意。でも、ついつい食べたくなる、そんな味でした。今ならまだ、かなりものめずらしいので友人に買っていってあげれば喜びますよ!

取材にご同行いただいたばんばさん(写真左)と吉崎君(写真右)

取材にご同行いただいた、自主制作のフリーペーパー『恋の本スイミー』を制作するばんばりえさんと、
取材にご同行いただき、写真を撮ってくれた“友人のY君”ことカメラマンの吉崎貴幸君(通販生活などで活躍中)、ご協力ありがとうございました。

※梅田カズヒコも最近はいい写真撮るんだな、と思ったデイリーポータルZ好きのあなた。今回の写真の大半は上記の吉崎君の撮影によるものです。すまん。


 

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