ちゃんと坦々刀削麺を作ってみる
友人宅から帰宅後、一人で坦々刀削麺第二部に挑むことにする。ちゃんとといっても、自分で食べるためだけの料理なので、レシピは調べず全部適当。
豚の挽肉に、豆板醤やら甜麺醤やらコチュジャンやらをジャンジャン入れて炒めて具を作り、鶏ガラやら昆布やらをグツグツと煮てスープをつくる。
具とスープの準備ができたら、問題の麺づくりだ。
まずはフォームの復習から。お店で撮影させていただいたプロの技と、友人宅での自分のフォームを見比べ、構え方や刀の持ち方をチェックする。脇が甘いか。
麺の生地は、小麦粉を少し足して練り直し、堅めの生地にしてみた。これならさっきよりは削りやすそうだ。
果たして生地を削ってみると、なるほど削りやすい。刀削麺の生地は、うどんに比べて、かなり水分量少なめがいいらしい。
シャカシャカと気持ちよく削れてとても楽しい。私がやりたかったのはコレなのだ。大変満足。
丼に茹で上がった麺とスープを入れ、具の挽肉、ネギ、パクチーを載せたら、坦々刀削麺第二部の完成だ。
濃厚な鶏ガラスープとピリ辛の挽肉が、太目の刀削麺にとてもよく合う。ものすごい美味しい。
お店で食べた正統派中華料理の味とは全然違う料理なんだけれど、とても自分好みの味だ。まあ自分で作ったんだから自分好みなのは当たり前だが。
その後、麺を削りたいがためだけにいろいろな食べ方を試したけれど、どうやっても刀削麺は美味しかった。
今後、面接やお見合いの席などで趣味を聞かれたら、「刀削麺を少々」と答えようと思います。
刀削麺、とても楽しい
楽しいかなと思って始めた刀削麺作りですが、やってみたらやっぱり楽しかったです。ただ、刀を作るにしろ、刀で削るにしろ、どっちも指を怪我しそうなので、あまり人にはお勧めできません。普通にお店で食べるのがいいと思います。あるいは私が作ります。
私は今、ものすごく刀削麺を作りたいのです。
取材協力:栄福 東京都品川区西五反田2-29-19