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フェティッシュの火曜日
 
いい気分タミヤフェア
最近作ったぷるぷるきつね(手前)とまだ作ってないメカダチョウ(後ろ)


小学生のころ、アクリル板を使った工作の本を読んだ。作ろうと思ったがまったくできなかった。アクリル板の加工は子供には難しすぎた。

最近、その工作がタミヤから「ロボクラフトシリーズ」というキットになって売られているのを知った。恨みを晴らすかのようにそれを買っては作っている。キットだから簡単だし、大人の財力をもってすれば安いものだ。わははは。

そんなタミヤのフェアが先週末、静岡で開かれた。ロボクラフトシリーズがどんなことになっているのか見に行ってみたよ。(林 雄司

 



こんな立派な建物ですが

すぐに入れるタミヤフェア

タミヤフェアが開かれているのは静岡ツインメッセという展示会場。

入場受付を探したが、なかった。入り口を入ればすぐにタミヤフェア開催中なのだ。その場での登録も事前登録も必要なし、もちろん入場無料。お名刺2枚もいらない。近所の子供もくればすぐに入れる(しかもプラモデルがもらえたりするんだぜ)夢のイベントである。

おおらかな会社だ(それはこのあと随所で感じることになる)。

入り口を入るといきなり

すでに会場


ボクシングロボット。シャカシャカとパンチを繰り出す。

離れない子ども

ロボット馬をすぐつかんでしまう

ロボクラフト大人気

タミヤと言えばラジコンやミニ四駆である。

そんななかロボクラフトシリーズのような牧歌的な商品がどれくらい展示してあるか心配していたのだが、それはまったくの杞憂だった。たくさん展示してあって、たくさんの子どもが群がっていた。

ロボットを撮ろうとすると必ず子どもがフレームに入る。子どもがいなくなるまで待ってみたがいなくなる気配がないのであきらめた。商品写真はタミヤのホームページをご覧ください(→ リンク:ロボクラフトシリーズ)。

子どもが面白いぐらいに夢中である。

・ボクシングをするロボットを自分に向けて何分もシャカシャカ動かして見入っている子ども。お兄さんが引き離そうとすると叫ぶ。お兄さんが手を離すとまた黙って見てる。

・馬型ロボットを競争させるコーナーだけど、子どもが走ってる馬をすぐにつかんでしまう

お手を触れないでくださいという展示ではなく、ばんばん触ることができるイベントなので問題ない。

とある遊園地にはウレタンのボールがつまったプールがあって子どもに大人気なのだが、楽しさのあまりおしっこをもらしてしまう子どもが続出らしい。そこまで我を忘れることができるなんてうらやましい。大人はそれができなくてお酒を飲んだりしているのに。

タミヤフェアでもあちこちで子ども達が忘我の境地に達していた。

しかし僕も楽しいものがいまの子どもにもじゅうぶん人気があって安心した。どんな次世代ゲーム機が発売されても関係なさそうだ(実際にタミヤのかたに聞いたら、あまりない、とのことでした)。

 

 

ロボットを歩かせてボーリングのピンを倒すコーナー。子どもの隙間から撮影。

大人が乗っても平気なリモコンカー。セグウェイみたいにうごく。ものすごく面白い。



 

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