■まずは食料、そして出発
と、その前にお昼ご飯を食べることにした。なにせ昼時だ。お客さんに教えてもらった道を進み、教えられた食堂を目指した。
赤道近くの日差しがジリジリと僕を焼き、ネクタイで締められたシャツの襟が汗でどんどん濡れていく。あちぃ・・・。
そして食堂があるはずの場所には、普通の民家があった。確かに食べ物の匂いはする。が、どう見ても民家で人もいなくて匂いはすれど食堂には見えず。
ああ、ここなんだろうか。それともここは普通の家で、教えられた場所とは違うところに来てしまったんだろうか。
相変わらずの炎天下。本州とは勢いもテンションも違う、蝉が豪快に鳴き続ける中、1分ほど悩んで諦めた。うん、ここは食堂じゃない。もう探すの、無理!よし、スーパーでなんか買って済ませよう。
お客さんからスーパーの場所も教えてもらっていたのだ。そこには弁当が売っていると聞いていた。
・・・結論から言うと弁当的な物は売ってなかった。
仕方ないのでチップスターを買い、外に出た。汗をかいたせいか、しょっぱい物が食べたかったのだ。水はまだ手持ちが300mlくらいあるから補給はいらないと思い、チップスターを食べながら今度こそ展望台を目指して出発しました。
12:05 展望台へ出発 |