少ないけれどほのぼのさせられます

なんとか望んでいた系統の黒板は見つけたけれど、もっとタイムリーな時事ネタを織り交ぜたようなのもあるはず。さらに自転車こぎこぎモスバーガーを巡る。

あらためて緑モスバーガーがもう主力なのだな‥と思うのはおいといて、やはり店頭に黒板が出ていない。おそらくあの看板は強制でもないんだろうが、

と、思ってたところに「らしい」看板を発見、17軒目にして「これぞ」ってのを。

反射で黒板が見にくいので中盤以降を書き移せば

「今日はプレーオフを見て過ごそうと思います。プリンス新庄の日ハムか、王チルドレンのソフトバンクが意地を見せるか‥。野球なんて‥という方もソフトバンクはイケメン多いので楽しめますよ（笑）」

そう！こういう店員の趣味が露わになったのこそ、お客さんから店の前を通る人まで癒されるんですよ！といっても北朝鮮の核問題とかヘビーに語られても困りますが。日常の素朴な喜びがつづられてると、共感の笑顔が沸くよねぇ。この翌日、どんなことが書かれてたのだろうか。

やっとジャストミートな黒板を引き当て、それから千代田区から新宿区へとさらにモス巡り。

ここまでで23軒。最初の目算では「場所によっていろいろ黒板の内容も違うだろうし、比較したら面白いかも」と思ってたものの、根本的にここまで無いとは‥。あったとしても新製品紹介の内容で、商品入れ替わりのタイミングに回ったのも悪かったのかもしれない。

新商品紹介の黒板をいちいち紹介するのも宣伝ぽいしなぁ、と思ったものの、こういう木訥な雰囲気なのは悪くないよね。書いた人には悪いが、ヘタウマな雰囲気。

結局一日で24軒のモスバーガーを踏破。あれだけ印象があるのに、実際はこの数というのはよほど書いてる所のインパクトが強いということだろう、少数派であるに関わらず。

その翌日、埼玉県大宮に用事で出かけた。駅を降りたところでたまたまモスバーガーを見つけ、一応黒板チェックを‥と見たところ、あー、いいなぁコレ！

こういうのを読むと、文章って基本的に「書く側→読む側」と一方的なものだけど、ちゃんと「店←→客」の相互的なコミュニケーションとしても成立するなーと思わされる。モスバーガーに限らず、魚屋でも八百屋でもどこでも黒板で今日の気分を書けばいい！店内で無言だって、そこにはちゃんとトークがあるんだもんな。