目の前で見ている花火の迫力にくらべるとちんまりしている感は否めない(その原因は主に僕の腕のせいだが)。でも、撮っているときは楽しかったのだ。
バルブ撮影は釣りのようなものではないだろうか。釣れたものよりもその過程が楽しいという。釣りに喩えたところで僕は釣りもしないのでこの気持ちが正しいのかよく分からない。
仕掛け花火はクイズのよう
空に文字やキャラクターが浮かび上がる凝った花火も多かった。さすがコンテスト。ただ、球状に開く花火と違って平面であるため、正面にならなかった席ではクイズ状態になっていた。
「なにあれ?」
「インベーダー?」
「絵文字じゃない?」
「クラゲだ!」
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