ネギ汁は強烈でした
考えてみれば、ネギが歯に当たる時の「ショリ」という感触も捨てたものではない。そして、その「ショリ」の時に口の中にはネギの風味が「ふわー」と広がる。思うに、あの「ふわー」はネギ汁の風味だったのですね。
ネギを下ろすという作業は、結果として「ショリ」も「ふわー」も口から奪うことになってしまった。そして溢れっぱなしのネギ汁が、料理の味さえも変えてしまった。これはいかん。(蕎麦つゆはおいしかったですが)
薬味としてのネギには、味もさることながら食感の楽しみという大切な役割もあるのだなぁ…と、今さらながらに思った次第です。
これからはショリショリとネギを噛みしめよう。そしてネギが歯に挟まったら、爪楊枝を使うことにしよう。
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納豆 VS おろしネギ。ショリショリがなくて、やっぱり少し寂しかったです(でもこれはおいしかった) |
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