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ちしきの金曜日
 
東京と横浜でアジア周遊紀行

階段の先にあった空間。

 

横浜タイ人街のタイ食堂でタイ旅行

 いや、冗談抜きに階段の先にタイがあった。まだ客がおらず、あきらかにタイ人な店員3人がスクリーンにうつったタイのテレビを見ておしゃべりしているのだ。

 この取材自体まだ暑いときに行ったのだけれど、本国タイではエアコンをがんがんにつけるように、ここでも日本人からは必要以上にエアコンがきいているのだ。店員がメニューをとりにくるも、日本語は片言。メニューを開くとメインがタイ語で付録程度に日本語が書かれている。

 お客さんが自分しかいないので「日本のお客さんは多いんですか?」「いつ日本人のお客さんたくさんきますか?」と店員さんに聞いたらどちらも「ハイソウデス」と返ってきた。

これだ!俺が求めてた日本の海外旅行は!


壁にはハッピーバースデイとハッピーニューイヤーが貼られ電飾が輝く。
この独特のゆるさがタイだ。雰囲気まで本国のレストランそのものだ!

テレビの字幕もタイ文字。言葉もタイ語でさっぱりわからない。
それがいいのさ、それが海外旅行ってやつさ!

タイの庶民的焼きそば「パタイ」を食べる。味はやはり現地のものそのもの!

タイの国民的ビール、シンハービールもついでにオーダー。
酒が入れば完全にそこはタイさ!サワディーカッ!

マゾなのか

 突き詰めれば、言葉の通じない外国行って、英語でなんとか会話して、でもときどき通じなくて、困りつつ飯食って、味付けのことなる食事を食べてビール飲んで「うまい!」というのが自分自身の海外旅行の楽しみ方だ。

 言葉が通じるのもいいけれど、言葉が通じないところこそ未知の世界であって、「うわ、どうしよう」とか思うのが醍醐味だと思う。日本でもそれが体験できるのだ。

 ぜひ地元外国人用の食堂に入り、困って喜んでほしい。でも困って喜ぶなんて、それは一言でいうとマゾなんではないかとも思ってしまった。ま、週末は気軽に日本で外国旅行をしてみましょうや。

 あ、最後に簡単な地図を書いておきました。ヘタウマじゃなくて、ヘタですね、すいません。

 

簡易大久保アジアンMAP

 

簡易横浜アジアンMAP


 

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