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東急メディアコミュニケーションズ


ちしきの金曜日
 
沖縄の美ら海を探して
美ら海に行きたい・・・


何事にも幻想や過度な期待を抱くことはよくないことだと思います。
それは解っていても、沖縄の海は大層キレイだという幻想を抱いてしまうのです。
そして、今のところ、 僕がイメージする沖縄の海には出会えていません。
きれいな海を見たければ、離島に行けと言われるが、沖縄本島にも、きっときれいな海はあるはずです。

そんなわけでの、沖縄本島美ら海(ちゅらうみ)探しです。

(text by 上杉 天馬



住んでる場所から一番近いビーチはイマイチぱっとしない

海を見に行くのはロックだ

今住んでる場所から徒歩5分で海には行けるのだが、あんまり美ら海とは言えません。
ちなみに、「美ら(ちゅら)」とは、沖縄ではよく見る接頭語で、漢字が示す通り美しいという意味です。
ちゅらさんとかの、ちゅらです、一週間の歌の間奏部分のちゅらとは違います。

見たことないなら、探しに行けばいいのです。
しかも、初めて海を見に行くというテーマは、ロックな映画とロックな音楽でも取り上げられていました。
映画や曲ができるほど、海を見に行くという行為はロックなのです。
更にロックになるように、ヒッチハイクで美ら海を目指します。

美ら海に行きたいんです!!的なロック・・・
なかなか車は止まってくれない、それもロック・・・

 

本日最初の車はトラック

ヒッチハイクなかなか順調

ヒッチハイクを開始してから15分くらいで、最初の車が止まってくれた、トラックです。

実は、ヒッチハイクをすることでの懸念は、車がつかまるかどうかよりも、乗せてもらった後、車内での会話がもつかどうかだったりします、自分の場合・・・・・・
超盛り上がった・・・、超は嘘かもしれないけど。

とりあえず、美ら海を目指していることを伝え、どっかお勧めのスポットがないかを聞き出す。
これも勝手なイメージなのだが、本当にキレイな海はガイドブックには載らず、地元民だけが知っているんじゃなかろうか。
だからヒッチハイクだったりもするのです。
情報と移動手段を同時に得られます。

1台目のこの方は、候補地をいろいろ教えてくれました。
イエ島とか、ミンナ島とか、コウリ島とか・・・
全部離島なのですが、コウリ島だけは、大きな橋ができて、車で行けるらしいのです。
ただ逆に、「橋ができたらお終い」とも言っていました。
橋ができると、途端に海が汚くなるらしい。

スキューバーの本・・・美ら海の場所を知っているはず
実は今の勤務先のお得意さんだったりもする

今度は名護市街地から

2台目は、開始してから3分と経たずにつかまりました。
本部(モトブ)まで乗せてもらいました。

美ら海のことを聞くと、この方は、復帰してからはどこも開発が進み、海が汚くなったと嘆いておられました。
20年位前は珊瑚なんかも、歩いていけるくらいの距離にあって、むしろ珊瑚の上を歩いてたけど、今じゃもう・・・
魚もいっぱい居て、竹で作った釣りざおでも釣ることができたけど、今じゃもう・・・
最近橋ができたコウリ島の海はやっぱりキレイらしい、が、島の人たちは橋ができることでゴミが持ち込まれると反対だったらしい、橋ができて便利になるとしても。

最初に心配していた、車内での気まずさはなく、むしろいろいろな話しを聞くことができて有意義です。
ただ、ヒッチハイクの欠点が何点かあって・・・・・・、何か生意気な気がして、途中で降りることができませんでした。
走ってるときに見た限り、キレイな海をどんどん飛ばしていきました。
そもそも、行き先が「美ら海」って曖昧過ぎる、乗せてくれる人も困るだろう。
始める前は、沖縄の人なら誰でも、自分だけの美ら海スポットの一つくらい持っていると思っていたが、そんなことは全然ないようです。
ムチャ振りなヒッチハイクだったなと、この時点で反省しました。

海キレイそーと思ったけど、通り過ぎていく・・・
沖縄のキレイな海を愛している方だとお見受けしました

 

女の子の車に乗せてもらって緊張した、口の中が乾いてました

美ら海に到着したんですが

3台目は、大分からの観光客の方達に乗せてもらいました。
「私達も美ら海行くんですよ」・・・、ってことで早くも美ら海に到着しちゃいました。
「美ら海水族館」という名前の水族館なんですけど。

美ら海水族館って最近人気の観光スポットなんです。
「美ら海って書いてあったから、美ら海水族館だと思ったー」なんて、言われても仕方ないです。
せっかくなので、美ら海水族館まで乗せてもらいました。

まずありえないと思っていた、女の子だけの車に乗せてもらって、緊張していたのか変なこと考えていたのか、彼女達の車の中にバッグを忘れた・・・・・・
彼女達を探すこともできず、車のそばでただひたすら彼女達の帰りを待った、2時間半ほど待った。
美ら海を探すヒッチハイクの旅の終点は美ら海水族館ってことにして、美ら海水族館の中を見て周ろうかとも思ったが、その計画も崩れた。

車内に忘れたバッグ、あれが取れれば・・・
もうダメっす

 

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