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ひらめきの月曜日
 
その辺の葉寿司
おーいみやげだぞーい(マウスを乗せると中身出ます)

その辺の葉寿司、試食です

本来だったら重石を乗せたら一晩寝かせるものらしいのだが、張り切って朝に作ってしまったのでその晩に食べることにした。

パッケージもそれらしいものを用意。撮影時は気づかなかったのだが、これまるで飲んで帰ってきたお父さんのお土産みたいだ。頭にネクタイ巻くべきだったか。

寝かせる前に心配だったあの青くささはどうなっているだろう。柿の葉寿司は柿の葉のさわやかな香りが寿司にうつってなんともいえない味わいをかもし出すのだが……。

おそるおそる、開いていこうじゃないですか。

 

これが、うちの「その辺の葉寿司」だ!(写真にマウスを乗せると中の寿司が出ます)

ハマヒルガオの葉寿司 ノブドウの葉寿司 ムラサキサキゴケの葉寿司
トキリマメの葉寿司 タチドコロの葉寿司 ノブドウの葉寿司
ドラセナ・スルクロサの葉寿司 ヤマグワの葉寿司 ニワトコの葉寿司
   
ウラジロの葉寿司    
※植物名の同定は古賀によるもので、やや推測の部分もあります。植物って種類多いですよね!
   
森の収穫祭か

この手の葉っぱ1枚で数個の寿司をまくってのはどうだろう

ふつうのお寿司です!

食べた。もぐもぐ食べた。具はもちろん、酢飯も塩梅良くしあがっている。重石のおかげでよく押され、味も馴染んだ。うん、美味しい。この味は……そうだ、押し寿司だ!

ええと、はい、普通の押し寿司の味がしました。肝心の葉の効果なのだが、かおりが移るというようなことはなかった。心配していた青くささは、むいた葉に顔を近づけてかいで野原の匂いがする程度で、寿司自体にうつることもなかった。

ただ、やっぱり雰囲気がある。葉をはがして食べるというのが楽しいし、緑が目にきれいだ。たいしたことない私の寿司が美味しく感じられたのは間違いない。

やっぱり寿司には葉っぱなのだ!

柿の葉ででなくてもある程度の雰囲気はその辺の葉でまかなえるということが分かった。

今日のお昼、押し寿司だけじゃちょっとさびしいわねえなんてとき、2品目を用意するのもいいけれど、その辺の葉っぱで巻くなんてのもいいんじゃないかしら。というご提案でした。


そういえば、柿の葉も実家の埼玉の山のほうへ行けば柿の木が民家の庭先に植わっており、あれも言ってみれば「その辺の葉」なのかもしれない。

その辺の草を採ってきて寿司を巻く。21世紀の今やるべきことなのか正直迷いものこりますが、案外普通にすてきにできてしまって うっかり言うことはなにもない状態です。

あとで冷蔵庫の大葉を見て一瞬食べて大丈夫かとまどった


 

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