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ひらめきの月曜日
 
その辺の葉寿司

もともと押し寿司というのは美味しいものだが、そんななかでもひときわ輝きを放つ押し寿司があるだろう。

そう、柿の葉寿司だ。柿の葉で巻かれていることで、普通の押し寿司よりもぐっと美味しく特別なもののように感じる。

あれ、なんで柿の葉なんだろう。柿の葉じゃなくってその辺の葉で包んでみたらどうよ? 今回はそういうお話です。

(text by 古賀及子

本物の柿の葉寿司。こちらは有名な奈良のお店のもの

近所の駐車場のすみっこで葉っぱ大漁

フェンスに絡まってたツタも今日は友達だ


葉っぱと寿司の関係

考えれば葉っぱって寿司業界ではけっこう重宝されている。

最初に書いた柿の葉寿司の他に、葉をフィーチャーした寿司は全国にある。岐阜の朴葉寿司や福井の木ノ葉寿司がそうだし、笹に関しては地域に限らない。バランなんてわざわざセロファンで作ってまで使ってる。

柿の葉寿司に関してはその葉のさわやかな香りや殺菌効果を期待しての登用という話もあるが、実用度以外に葉の彩りが美味しさに貢献しているのは間違いない。

今日はそこら辺に生えている葉っぱで寿司の美味しさを引き出したいというわけだ。雑草で寿司の美味しさが引き立つなんて夢みたいな話じゃないか。

葉っぱを採るのは楽しいよ

というわけで、早速その辺へ。

趣旨的にも遠出は無用だ。ちょっちょっとそこいら辺に生えてる草を摘んできて使いたい。

寿司を包めるほどの大きさの葉がその辺に生えているか家を出るまでやや不安だったのだが、意外にも普通の顔をして生えていた。種類もいろいろある。

あ、こっちのは実がついてるぞ。こっちのは葉がやわらかいなあ。こっちの葉は表面がざらざらしている! そうだ、後で図書館に行って葉の種類も調べよう。

葉をつむ私の脇を子供がかけていく。おまら、自由研究終わったか? 私は今やってるよー。

テーマがうっかり「自由研究・身近な葉を調べよう」になりそうになってますが、大丈夫、寿司のこともわすれてないよ。その証拠に、葉の裏に虫が付いているのを見て

「わーっ! スシ!」

と声を上てしまったぐらいですもの(「わー! ムシ!」って言いたかったのだろう)。

最終的に30枚ほどを採取した。自宅では すし飯用のご飯が炊けているはず。

いよいよ その辺の葉寿司の制作スタートです。そして思わぬ障害の存在もあきらかに。

「わー! スシ(ムシ)!」
お!

 

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