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東急メディアコミュニケーションズ


はっけんの水曜日
 
昔の人のサーフィンを体験する


今のサーファーと昔のサーファー

「昔は木の板で乗っていたんだ」

かなり昔からサーフィンをしているという人にそんな話を聞いたことがある。昔はサーフボードなんて売っていなかったので、アメリカ人が乗っていたのをまねして長い木の板でサーフィンしたのだ、と。

すごい。ハングリーな感じがかっこいい。僕はもう何年もサーフィンをしているが、はじめから市販のボードに乗ってしまっている。

「僕も木の板で乗ってたんです。」って言いたいのでやってみることにした。

安藤 昌教



どんな板が向いているのか

まずは実際に乗れそうな板を探すところからはじめよう。いくつか話をきいたことがある。

  • 子供の頃は洗濯板で乗ったもんさ
  • スノコみたいな板だったな
  • そのへんに落ちてた長い板で乗ったよ

それぞれ検証していこう。

初めに見つけたのは洗濯板。だけどこれ、どう見ても小さい。ボディーボードというか、小学生のビート板よりも小さい。サーフィンは板の上に立てなきゃならないので、これじゃ不安だ。

次にスノコ。大きさ的には市販のボディーボードとほぼ同じくらいだろうか。だけどスノコは幅の狭い板をつなぎ合わせてあるため、強度に不安がある。それから浮力も足らなさそうだ(一般的に浮力の大きな板の方が初心者向きといえる)。

長い板を探すことにした。


乗れそうな気がしないです。
これは浮きそうな気がしない。

 

これならいけるんじゃないか。

板、これにしよう

材木屋さんでちょうどよい感じの杉板を見つけた。長さ2メートル、厚さ2センチほどの杉板だ。市販のサーフボードよりもかなり薄いが、これ以上厚い板になるともう容易に持ち運びできないくらいに重くなってしまう。薄いことによる浮力不足は大きさで補うことにする(サーフボードの浮力は厚みと大きさで決まる)。実用性と携帯性のバランスを考えると、このくらいのサイズが適当だと判断し、購入した。

単体で置くとただの木材ですが。
サーフボードって職人さんが手で削っていたりするので、ちょっといいやつを使おうとすると軽く10万円とかしてしまうのだ。そんななか、僕の板は1000円弱で買えた。約10分の1だ。いや違う、100分の1か。え!100分の1。サーフボード買うお金でこの杉板が100枚も買えるのか。これ100枚あったら軽く小屋くらい建てられるぞ。安いな、木って。
サーフボードと並べると、やっぱりただの木材です。

今回購入した板はロングボードよりは短く、ショートボードよりは長かった。ある程度浮力があり、取り回しもしやすいこのくらいのサイズがちょうどよいと思う。

それではいよいよ昔の人のサーフィンを体験してみたいと思います。


 

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