次にコーヒーおむすび
コーヒーおむすびは、コーヒーの葉(本物)に包まれてやってきた。色が茶色いのは醤油だと思いたいところだが、コーヒーの色。ありえない。
複雑な味
コーヒーおにぎりは大変複雑な味がした。
まず、おいしい。
おいしいのだが、表現がすごく難しい。
コーヒーの味はさほど強くないが、それがコーヒーだとわかる程度の濃さはある。具には、昆布やパパイヤ(!)が入っており、味に広がりを与えている。
このパパイヤが入っているという時点で、もう私の頭はかなり混乱気味だ。だってコーヒーにパパイヤ、それでおにぎりなのだ。もはや正確に味を表現できる自信などまったくなく、
「コーヒーおむすびはうまかった」
こんな言葉くらいしか出てこない。
人類初の宇宙飛行士・ガガーリンの有名な言葉「地球は青かった」も、その裏ではさんざん、なんて言おうか迷っていたのかもしれない。
一体どんな人が考え出したんだろう?
さて、こんなキワモノ・メニュー、一体どんな人が作ったのであろうか?
次ページの最初の写真がその開発者である、この店の社長さんである。 |