突撃!隣のジンギスカン
私がこうして白煙にいぶされているちょうど同じころ、知人も同じ公園内でいままさに何かを焼いて食べているというので、おじゃまさせてもらうことにした。
友人グループは七輪で網焼きと、炭でバーベキューの2セット。ほとんどが北海道の人なので、ここぞとばかりに花見について聞いてみた。
以下、花見についての皆さんのお話。
「花見って言ったら何か焼いて食べるね。でもジンギスカンはやらない」
「花見でバーベキューをする理由? 外で食べるならその場で焼いて食べた方がおいしいからじゃないですか」
「うちでは花見でジンギスカンしてました」
「本州では花見で弁当とか食うの? 味気ないねえ」
「花見って言うと、花見るより肉食うってイメージ」
これらの話を総合すると、北海道の花見といえば、
・何か焼いて食べるものである。
・バーベキュー派とジンギスカン派がいる。
・バーベキューといっても、タレにつけたラム肉を焼いているので、ちょっとジンギスカン寄りの場合もある。 |
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結局、花見でジンギスカンをするかどうかは人しだいだが、とにかく何か焼いて食べることは一致していたようだ。
それにこの、焼肉屋顔負けの白煙モクモクの中では、普通のお弁当なんてかすんでしまうだろう(においの面で)。
「何か焼いて食う」それが札幌の花見のキーワードだ。
たぶん。 |