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フェティッシュの火曜日
 
知らない町の祭りに参加

何が起こるのか未だにわかっていない私

翌日8時。町内の賀茂神社に集合して、凧揚げ会場へ出向く。神社には、ラッパ隊を成す子供らとその保護者の方などが挨拶しつつ集まってきた。

今日はこちらの町会に混ぜていただき、凧揚げ合戦をホーム側から見物するのだ。できるだけ怪しく思われないように、笑顔でいよう。あ、取材で来ました、ということはもちろん伝えてあります。


私は離れてたたずむ。
今日の凧揚げ成功を祈願する役員の方々。

やがてバスに乗り込むことに。「遠州鉄道バス」と書いてある。ビバ!乗ったことない鉄道のバス!


「東京・江戸一」(職人さん服のブランド)のステッカーが貼ってあった。
そして補助席!何年ぶりかの補助席!
隣の、ひとりで乗ってた男の子。鉢巻がかわいく結われてる。いいなあ。
前に座った中学生?の女の子は大人っぽくおしゃれに。でも耳にはピアスじゃなくてイヤリング、というのがかわいい。

30分ほども乗っていただろうか。凧揚げ会場の、遠州灘に面した中田島砂丘に到着。防砂林を歩いて、広場に皆で向かう。景気づけのラッパ演奏が鳴り響く。

今日は大変いい天気。風はあまりないが、いいお祭り日和だ。日焼け止めを忘れたが、まあ、いいか。途中、魅力的な屋台がぽつぽつ立っており、「取材はもういいかな・・・」などと思う。


松林を抜けて。
ああっ地鶏串焼き!食べたいが列は非情に進んでゆく。
待機中の大凧。これは2帖(1辺1.5m)くらいだろうか。
大変なことになってる。

広場に着いた。片側には町内会ごとにずらーっとテントが張ってあり、凧揚げ用の陣地になっているようだ。


やってやるぜという意気を内包しているであろうテント群。

そしてそのテントの裏には、これまたずらーっと屋台が立ててあり、魅力的なオーラを放っているようだ。


売ってやるぜという意気を内包しているであろう、うまそうな屋台群。
「本まぐろステーキ・・・」 もう、取材は、いいかな・・・。

と、とりあえず町内会さんについて行き、様子を見守ることにしますぜ!


 

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