「白昼の混乱地帯」の中では常に、ひとりであるより肉体であるよう勤めること。
「白昼の混乱地帯」の使用法です。
理解できません、その使用法に混乱です。
一応椅子に座ってみたら、傾斜がついていて変な座り方になってしまいました。
もしかしたら、これが肉体であることなのかもしれません。
運道路は、結構急な斜面に椅子やらキッチンやらが設置されています。
ここはオブジェが解りやすいので、子ども達の人気の場所になっていました。
ここでは、動作を繰り返し、その内の一回はゆっくり行うらしいのですが、 そんなことをしている子どもは居ませんでした。
この他にも、「想像のへそ」「陥入膜の経」という迷路っぽい建物があり、 使用法はと言うと、「想像のへそ」の中は後ろ向きに歩くこと。
「陥入膜の経」は目を閉じて歩くこと。
となっていますが、このどちらの建物も不規則な傾斜の上になりたち、建物内も不規則な造りなので、使用法に従うと危ないです。
実際私は、後ろ向きに歩いて、後頭部を軽くぶつけました。
地麗」と「切り閉じの間」は、真っ暗の中を進んでいくパビリオンですが、使用法はというと。
「地麗」の中では、地図上の約束を忘れる事。
「切り閉じの間」を通る時は、夢遊病者のように両腕を前へ突き出し、ゆっくりと歩くこと。
地図上の約束を忘れるとはどういうことなのでしょうか。
「卍」のマークはお寺であるとか、北を上にするとかを忘れるってことなのでしょうか。
夢遊病者のように、かどうかは解りませんが、手を前に出してゆっくり歩く、というのは、暗闇の中を進む上では、そうせざるをえませんでした。 |