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フェティッシュの火曜日
 
こどもの日、こどもスポットを巡る

最終日でした
ビルの合間に立ち並ぶテント

こどもまつりは小綺麗な雰囲気の中

多摩センター駅周辺で開催されたこどもまつり2006は今年で2回目になる地域主催のお祭り。映画「小さき勇者たち〜GAMERA〜」のオブジェ展示、ジャズコンサートや戦隊ショーといったものからフリーマーケットや露天など、イベント的な部分もありつつ地元密着の匂いも残した規模の内容のようです。「ようです」と書いたのは、到着した時間にはもう出店のテントとかしかなかったんです‥。最後のコンサートにも間に合わず、とほほ。個人的にはこどもの日より前日の「消防服ファッションショー」てのが一番気になってたんですが。全身「め組」と書かれたワンピースでも出るのかね。

とはいえ最終日なのもあって結構な人手。ただ全体的には「こどものまつり」というよりは、最初から家族全体で楽しむ感じの雰囲気がある。多摩センターという街自体が新しく小綺麗なので、みこしでワッショイ!的な感じでないのは分かる気がする。ちょっぴりハイソの香りというか。

むしろ、こどもがテンション上がってる感じを見られたのは、その先にあったテーマパーク「サンリオピューロランド」。ムシキングの女の子版こと「オシャレ魔女ラブ&ベリー」のチラシか写真らしきものを持ってニッコニコしてたり。一方で、大人の一部は出店のひとつが「最後だから売り切ろう」と貼った「生ビール500円→200円」の張り紙にテンション上がってましたが。自分です。


やうやう暗く黄色くなりゆく空
こちらがこどもの支持強し

 

やっぱり真っ暗‥がっくし
でも岡本太郎のモニュメントも微笑んでるよ(錯覚)

こどもの城は‥もう閉まってた

それからさらに1時間弱‥やっと到着したのが最後のこどもスポット「こどもの城」。同館は1979年の国際児童年を記念して、厚生省(当時)によって構想・建設された大型の総合児童センター。体育室や造形スタジオ、音楽ロビー・パソコンルームなどこどもの健やかな育成のための設備が揃っている。また、青山劇場・青山円形劇場を備えていることで演劇ファンにも広く知られているのでは。

着いてみたものの、その扉は‥既に閉められてました。17時30分閉館で着いたのが19時近くだもん、当然か。ちなみにGW中は人形劇フェアやストリートオルガンやアフリカンタムタムで遊ぶコーナー、サッカー大会などが開催されていた模様です。個人的には「おどれ!さけべ!いち、にの、サンバー!!」てのが気になりました。やはり叫ぶ行為こそこどものアッパーたる由縁。こどもじゃなくても参加出来たかは知りませんが。

予想通りというか、やはり4件全てのこどもスポットを回ることは出来なかったんだけど一日で4カ所、しかもそれぞれ電車で1時間くらいという距離を回ることは観光旅行でもそうはない。この「ムリしてでも見たいとこ見る!」という感覚は自分の中高学生の頃のムダな勢いを思い出させるものがあった。「お金かからないことならいくらでも頑張っちゃうぜ!」みたいな。

誰しも大人になって変に余裕持っちゃったり、「疲れそうだしなー」とか言って6分目で止めちゃう、みたいな部分があるだろう。今回もただ趣味で見るだけなら、まず閉まってるだろうこどもの城までは行かなかったにちがいない。こどもスポットの旅で「こどものポジティブさ」を振り返らされた気がする。なるほど、こういう「こどもの日」もアリだなぁ。

あかんべー

こどもの日は実はこんな趣旨

ちなみに本当のこどもの日の主旨は、国民の祝日に関する法律(祝日法)によると「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことだそうです。それで何故、休みにするの?というのはさておき‥お、お父さんの立場は?ノー感謝?男としては納得いかん!


 

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