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フェティッシュの火曜日
 
こどもの日、こどもスポットを巡る
いろいろあります、こどもスポット


大人になってからも毎年変わりなくやってくる「こどもの日」。考えてみると、父の日や母の日には「両親に感謝しよう」といった主旨を漠然ながら感じるのに対して、こどもの日は「とりあえず休みで嬉しいな」くらいの意味しか感じたことがない、今も昔も。

こどもの日とは何か?それを知りたければこどもがいる所に行くのが一番。ということで、都内近郊の「こどもの××」「こども××」という施設・イベント、通称「こどもスポット」をこどもの日に回ってきました。

大坪ケムタ



こどもの森、というか公園はやはりこども無料。
だだっ広い公園に家族連れもいっぱい

こどもの森は大人もエキサイティング

今回選んだこどもスポットはこの4件。

 立川市・こどもの森(国営昭和記念公園内)
 横浜市・こどもの国
 多摩市・こどもまつり2006
 渋谷区・こどもの城

今回のミッションで重要なのは「こどもの日の内に回りきること」。最短コースを考えても、自分の住んでいる街・中野から立川市、立川から横浜まで、さらに横浜−多摩間はそれぞれ1時間近くかかる。まぁ、考えずに行ってみよう。こどもとはそういうもんだ、と割り切って。

まずは立川の国営昭和記念公園内にあるこどもの森。その名の通り国定公園にある1ゾーンなのだけど、この昭和記念公園のHPを見ると日本庭園ありディスクゴルフありドッグランありと、かなり興味ひかれるスポット。しかし実際行ってみるとさらにスゴかった!

なんせ公園が豪快に広い。「公園の一角にこどもの森がある」という情報だけ頭に入れて向かったものの、公園に入場してから目的の「こどもの森」に到着するまで1時間弱かかってしまった。後で調べてみると、同公園の広さは180ha。他の都内の代表的公園である代々木公園が54haで、新宿御苑が58.3ha、そして皇居でさえ115ha。東京ドームが4.7haというから、単純に割れば「東京ドームが38個入る広さ」というヤツだ。そりゃ広いハズだよ。さすがは元・立川飛行場。

その広さにこども無料なのもあって家族連れがビッシリ!しかも森まで辿り着かないうちにアトラクションがどっさり。そこかしこに聞こえる子供たちの歓喜のスクリーム!

 

「この木何の木」ばりにデカい木とか
小川とかプールとか
そしてやっと森到着。なごむ看板に
なごむ森の入り口

子供たちのはしゃぐ声をくぐり抜けて到着した、目的の「こどもの森」は予想外に静かな光景。この日の東京は20℃を越える気温、そこまでの隠れるところのない歩道からすると木々の影すら心地よい。

しかし、そうホゲッと油断して森の入り口の木陰を抜けると、こどもの日の象徴のコイツが待っていた!


超巨大こいのぼり!狭い所から抜けて見るだけに、広がる光景はインパクト大です

「うんこ」とかそういうのは無かったです

このこどもの森にある「地底の泉」と名付けられたクレーター状の場所に泳ぐ超巨大こいのぼり、GW初日の4月29日に504人のこども達とボランティアの方々によって書かれたものだとか。

ウロコの部分に描かれている色とりどりの色彩はほとんどが名前。歴史に名前刻んだる!くらいの勢いで書いたんだろなぁ、てくらい力のこもった文字がなびくこいのぼりと相まって壮観です。

その文字を書いてるところもだけど、このこいのぼりがグググイと立ち上がる姿も見たかった気がする。さぞド迫力だったことだろう。予想を越えるスケールのこどもの森、さらに進むとまたこどもたちの歓喜の叫びが‥いったい次は何が?


 

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