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ちしきの金曜日
 
海底炭鉱ツアー

海面下130メートル


これが炭鉱内部だ!

やがて一同は海面下130メートル地点に到達。
ここでトロッコを降り立つ。

そこに広がる世界は、こんなだった。

   ↓    ↓    ↓ 

思わず息を呑む光景
まさに炭鉱のイメージ通り
天井のぶっといチューブ

この光景を見たら、おしっことか眠いとかいったトロッコの中で考えていたことは、一瞬できれいサッパリどこかに消えて無くなった。

上の写真で右端にマイクを持った人が写っているが、実はこの時、地元のテレビ局や新聞社も取材に訪れていた。
私もインタビューされたが、トロッコから降りたばかりの状態でマイクを突きつけられたので何を喋ったか覚えてない。新聞社のかたからもインタビューを受けたが、その時はもう落ち着いていたので、じっくりとその時の心境を語ることができた。(おしっこしたかった、とか)

ぶっといチューブ

天井にはぶっといチューブが伸びている。これがかっこいい。
たしか土を削った時に出る粉塵を外に排出するためのものだったと思う。いろいろ説明を受けたのだが、興奮してほとんど忘れてしまった。いやこの際、そういう細かいことはどうでもいいだろう。ぶっといチューブがかっこいい!!

炭鉱萌え〜

いや、それにしてもすごいビジュアルだ。
・スケールがでかい。
・土まみれでドロドロしてる。
・水も滴ってて、ぴちょんぴちょんしてる。

いつのまにか幼稚な感想しか出てこない身体(ボディ)になってしまった。というわけで、写真を並べます。

壁際のチューブ群もかっこいい

地面は濡れてる


イカす天井。萌え〜。

掘削機(の後ろの部分)。萌え〜。
(前の方ではガリガリ削っていた。)

前方では、掘削機による石炭を掘るデモンストレーションが行われていた。マシンで壁を削る。粉塵が出るので、この時は防塵マスクを着用する。

私は前の方に行けなかったので、こうしてマシンの後ろの方ばかり写真に撮っていた。これだけでも充分、私的には満足だ。


もう何がなんだかわからない。萌え〜。

「炭鉱の全体像が全然わからないなー」
と思われる読者もいるかもしれないが、実際見てきた私だってわからなかったのだ。なんせ、坑内は複雑な構造をしてる上に、広い。そして暗い。一ヶ月くらい潜ってないと、たぶん全部は把握できないと思う。そういう所だ。


この暗さだもん。

人類って、すごい

30分〜1時間くらいの間、海底にいただろうか。
帰りはまたトロッコで地上に戻ってきた。帰りのトロッコは行きと反対で、前向きに進む。

この海の下にあの世界が

しかしそれにしても、石炭を取るために海底を何キロも掘ってしまうとは、人類はなんてすごいんだろう。
大変貴重なものを見させて頂きました。

池島海底炭鉱さるく
9/18実施のやつがまだあります。7/1から予約開始なんで炭鉱フェチのかたは是非。わざわざ行く価値ありますよ!

長崎さるく博


 

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