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ロマンの木曜日
 
気圧の谷に行って来た

東名高速で御前崎へ向かう
林さんのGPSマシーン。気圧も測定可能

夜中のうちに御前崎に向かう

日曜日の朝9時に静岡県御前崎に立つ。

車で3時間程度はかかる事を見越すと朝の5時には出たいところではあるが、そんなに朝早く起きる自信はない。夜のうちに移動して、御前崎で低気圧が来るのを待つ事にした。

ウェブマスターの林さんから借りたGPS機で気圧を測りながら御前崎に向かう。林さんは9万円近く出してこのGPS機を購入したらしいのだが、使いどころがなくて困っていたのだ。

4月16日の深夜0時30分、東名川崎インターから東名高速に乗った。この時の気圧は1014.1ヘクトパスカル。この数値が高いのか低いのか、よく分からなかったがこの数値が一つの基準となる事は確かだ。気圧の谷に近づけば、この数値よりも低い値が表示されるはずだ。

名古屋方面へ下る道中、2カ所のパーキングエリアに立ち寄り気圧を測定した。ノートパソコンでネットに繋ぎ、気象協会さんが提供している実況天気図も確認しながら移動した。


海老名パーキングエリアで実況天気図を確認 気圧は1013.7
愛鷹パーキングエリア 気圧は1012.5

愛鷹パーキングで励まされ
いくつものトンネルを抜けて御前崎へ

神奈川県から静岡県に入る。気圧に大きな変化はなし

パーキングエリアの到着時間とそれぞれの気圧は以下の通りである。

1時10分:海老名パーキング。1013.7ヘクトパスカル。

1時52分:静岡県に入る。1012.5ヘクトパスカル。

2時11分:愛鷹パーキング。1012.7ヘクトパスカル。

3時05分、吉田出口で高速を降りた。その時の気圧は1012.5ヘクトパスカル。「気圧の谷」の予定地、御前崎は近いが気圧に大きな変化はみられない。東名川崎で降り始めた雨は徐々に強くなっている。

その頃の実況天気図が下図である。


2006年4月16日3時の実況天気図。資料提供 https://tenki.jp

予報通り、2つの低気圧日本列島を挟む様にして北上して来ている。太平洋側の低気圧の影響だろうか、雨だけでなく風も強くなってきた。軽い嵐と言っても過言ではない。

フロントガラスに吹きつける雨に視界を奪われながら、御前崎港を目指し一般道を走る。



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