待てど暮らせど新入生は来ず…
はじめから分かっていたことだが、新入生が来ない。呼んでないもの。
それとは対照的に、周りのサークルの新入生歓迎会らしき集団にはぞくぞくと人が集まってくる。この差は一体何なんだ。サークルに対して新入生は、配給制とするべきだ。
とは言いつつ、新入生以外の人なら何人か来たりもしていた。
「大変ですね」と言う人、「趣味ですか?」と言う人、「高島屋はどこですか?」と尋ねる人、「ジョイナスの近くにいるー」と電話する人。まさか目印になるとは。僕はここにいてもいいんだ!
いつの間にか役に立ってるサークル、ジョイナス。
「置いてかないで!」と言いたくなるが、確かに新歓というものは待ち合わせが目的ではない。これからあの集団は、未成年に違法な物質を摂取させるつもりなのだ。そうに違いない。悪いやつ!
・・・とか言っても空しい。良心などこの場においてはただのルサンチマンである。もう、何やってるんだろ、自分。
楽しそうなサークルが。
帰宅して思ったこと
家に帰って「クソッ、入学したときテニスサークルに入ってれば・・・」と思ったところで気がついた。そんなサークル入ってもすぐやめてる。冷静に考えたら、そうだ。
そもそも、この企画とか誰かに強制されたわけでもなく、自分でやろうと決めたことだ(いつもだけど)。彼らはサークルでやりたいことをやって、僕もこうやってやりたいことをやっている。そういう点ではどちらが正しいとか、勝ちとかは無いわけだ。そんな単純なことにようやく気づいた今日この頃です。
人生色々。