場所により結晶の付き方が違うが、間近で見ると伸びた結晶の開き具合が本当に花のようだ。 しかし白い。 これは雪じゃないのか? これではクリスマスツリーじゃないか。松の盆栽だけれども。
というわけで、上の液体に食紅を混ぜてもう一つ作ってみた。
可憐な花びらなどはないが、それでも可愛いピンク色。 なんとなく珊瑚のようでもあるが、あれも海の花と言うし、うん、枯れ木に花を咲かせることができました!
そしてまだまだ余っている液体で、ちょっと遊んでみよう。
こんなこともできます
以前スライムでルージュの伝言の真似をした。 では今度はピュアホワイトな気持ちを表現してみよう。
ガラス用目隠しシートを文字の形に切り抜いて窓に貼り、そこに先ほどの溶液をスプレーして乾くまで待つ。 頃合いを見計らってシートを剥がすと……
やはり実験は楽しい。少しの原理を応用して、工夫次第でいろんなことができる。 器具だってムツカシイ薬だっていらない。 どうでしょう、ちょっとした休日に花でも咲かせてみませんか?
そして
翌朝カーテンを開けたら文字がえらいことになっていた。
結晶が一度溶け、また乾燥したらしい。 こんな呪われた字では、二人の間にちょっとした摩擦が起きるかもしれないので、やはりこのメッセージのオススメはしない。