本当にやりたかったこと
では本題に移ろう。そう、ここまでは単に事前実験に過ぎなかった。本題はただ一つ、アイドルの吐息は持ち帰られるか、だ。
しかし身近にアイドルなんていないので簡単に吐息を採取することなんてできない。代わりといってはなんだが女性の部屋のにおいでどうだろう。
今回、偶然沖縄で宿泊中の二人の女性が協力してくれることになった。本当にありがたい。冷静に考えると十分に変態行為なわけだが、Webで公開することで正当化を図りたい。
朝早くにお伺いしたのだが、二人は快く僕を迎え入れてくれた。
「エアコンを付けていたので何もにおわないかもしれませんよ」彼女達はそう謙遜していたが部屋に一歩入った瞬間、間違いなく女の子の部屋のにおいがした。手ごたえ十分だ。早速採取したい。
実臭
持ち帰って嗅いでみた。
・・・
意識の深いところで女性のにおいを感じた。適当に言ってるわけではない、本当だ。
においを採取して持ってかえって嗅ぐ。そのとき人は採取した時の状況を思い浮かべながら嗅ぐだろう。それは嗅覚だけではなく、想像力も駆使してにおいをイメージへと変換しているのだ。僕の感じたにおいは、概念としてのにおいだったわけだ。
そのにおいはプライスレス
僕はめぐりめぐってあの頃の記憶にたどり着いた。今ようやくわかった、あの当時僕はアイドルの吐息そのものというよりは、それを嗅ぐという行為を買ったのだ。その結果、僕は缶の中に彼女の吐息を感じた。まさに物より想い出、プライスレスだ。この調子でこれからもいいにおいに出会ったら積極的に持ち帰って嗅ぎたいと思っています。