思い返せばもう30年近くもパンツを履いてきた。
ここでいうパンツというのはズボンではなくパンツ、そうアンダーウェア、下着だ。物心付いたときから僕はすでにパンツを履いている。そしてそのままずっとパンツを履き続けて生きてきた。しかしそれは「履かない」という選択肢が与えられなかったからにすぎない。
それで自由と言えるのか。
僕も今年で30になる。そろそろ自分のことくらい自分で決めなくてはならない年だろう。今こそ選ぼうじゃないか、パンツ履くか否か。僕は今、人生の岐路に立っているのだ。
ということでとりあえず1週間ノーパンで過ごしてみることにしました。
(安藤 昌教) |