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特集


ロマンの木曜日
 
もしもコピーロボットがあったなら

コピーロボットからの報告

住本人と住3号。新大阪に到着

そんなこんなで、住本人と住3号は時間通りに新大阪に到着した訳だが、ここでコピーロボットのもう一つの機能を活用したい。

ご存知だろうか。コピーロボットの額に自分の額をつけると、その日コピーロボットの体験した事を見る事が出来るのだ。

各駅で途中下車していったコピーロボットたちはそれぞれに何をやっていたのか。コピーロボットの額から記憶を移してもらう感覚で、以下、コピーロボットたちからの報告をご覧下さい。


東京駅から乗り遅れた住1号からの報告


キオスクのおばちゃんに頼んだけれど、「もういいですか?」って言うのが早すぎた 乙幡さんと合流

まず最初にホームにいた係員さんに撮影を頼んだのですが、「次の列車来るから」と言われて断られてしまいました。それはそうだと思いましたが、たぶん列車がしばらくこなかったとしても別の理由で断られた感じがします。

そのあとガムを買ってキオスクのおばちゃんに撮ってもらいましたが、こちらは協力的でうれしかったです。「罰ゲームでして…」という嘘の言い訳をした分、「がんばってね」とはげまされて少しホロッときました。

僕がホロッと来るのはいつもなんかずれてる場面ばかりです。(小野法師丸)


品川で下車した住2号からの報告


品川駅のスターバックスで 黄昏れる住2号

前日、軽い気持ちで引き受けたが、よくよく考えると相当恥ずかしい気がしてきた。でも寝たら忘れた。

品川駅でお面をつけたまま降り、手を振って一団と別れた後すぐに面を外したが、周囲の幾人かがこっちを見ている気配がする。その方向に向くと、目をそらされた。スターバックスに急ぐ。

さいわい、店の構造上、売り場だけを向いてれば全ての用がすむ(椅子の並んだ方面に背を向ける)格好だったので、お面を装着して列に並ぶ。すいてたので、お店の人に「あの、ある企画でこういう面をかぶって撮影するので、怪しいものではありません」と言うと、目はびっくりしたままだが笑顔でうなずいてくれた。あまつさえ、品を渡してくれるときに「ご苦労様です」と笑ってくれた。

ストローやナプキンを調達するコーナーで自分撮りをするがうまくいかない。そばで品を待っていたサングラスのおとなしめの男性に「あの、(以下お店の人に言ったことの繰り返し)なので、申し訳ないんですがシャッター押してくださいませんか」と言うと、たぶん内心びっくりしている感じの苦笑を浮かべたあと、シャッターをきってくれた。(乙幡啓子)


名古屋で下車した住4号からの報告


遺影の様になってる 名古屋できしめんを食べる住4号

・ノーマルきしめん。340円スミ。
・食券出してから10秒ぐらいできしめんが出てきたスミ。
・きしめんはとても熱く、ふーふーしても全く冷めなくて困ったスミ。
・最後の3口ぐらいになってやっと味がわかったが、その時点できしめんは、もう伸び気味だったスミ。残念スミ。
・汁はかつおだしでうまかったスミ。
・暑い日に熱いもの食べたので、ものすごい勢いで汗が毛穴から
吹き出したスミ。
・店内で売っていたおにぎりに「みぞれ」というのがあったスミ。
「あさりのつくだ煮」のおにぎりのことらしいスミ。でも、店のおっさん
は「あさりのつくだ煮って書いたら売れなさそうだし」って言ってたスミ。
・名古屋から乗った新幹線の席の、私の後ろの席に座ってた子供が、席を
蹴ってくるのが嫌だったスミ。(べつやくれい)


京都で下車した住5号からの報告

住5号からは、以下写真のみの報告となります。



結局、京都で住1号、住2号、住4号、住5号は同じ新幹線に乗り合わせる事となったらしく、最後にコピーロボットの集合写真が撮影されていた。


家族の肖像みたいになってる

 

で、コピーロボット気分は味わえたのか?

コピーロボットたちからの報告を後日いただいた時、少しコピーロボット気分を味わえた様な気がした。あの日、あの時、東海道新幹線沿いには、確かに僕と僕らしき人物が同時多発していた訳で、例えば、名古屋駅のホームに僕の知人がいたとして、僕のコピーを見て「あれ?住?」って思ったかもしれないのである。

そして、今回のレポートで特筆すべき点は、4ページ中、僕の顔が載っていない写真が2枚しかないというところである。デイリーポータル史上、こんなレポートは初めてだと思います。すみません。

BBフェスタ会場に遅れて到着したコピーロボットたち


 

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