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特集


ちしきの金曜日
 
フランス1万kmまじ聖地への旅

なんの手がかりにもならない紋章。

おおいなる階段

そして、もう一度大聖堂。やっぱり最初の大扉がわからず、思わず、1ユーロでロウソクを買って立てました。既に1時間半経過。まじかよ。心を落ち着けて考えよう。ドラクエ7では最初の塔から出られず、あっさりゲームが始まる前から挫折してしまったが、何か突破口があるはずだ。どう考えても、大聖堂の真ん中に大階段への扉はあるはずだ。真ん中といえば・・・あれだ! すっかり、懺悔ボックスだと思い込んでいた巨大コーナー。近づいてみると扉だった。あけてみると、なつかしい小部屋へと続く小階段が・・・。ふと、壁を見ると、「さあ、いよいよ、サンティアゴ・デ・コンポステラ(星降る野原)へと向かうおおいなる階段へ至ります!」(びっくりマークはほんとはなし。でも気持ちの問題)とでかい文字で書いてあった。うわー とても私1千キロも歩けませーん!




やはり巨大岩石の上に立つ「フランスの聖母子像」。これを撮影しようとしたら、バッテリーが切れた。ミステール・・・。

まとめ

そしてこの聖地訪問記は唐突に終わります。なぜなら、この城脱出の喜びの直後、すぐ後ろにあった「フランスの聖母子像」を堂々と写真に撮ろうとしたところで、なぜかデジカメのバッテリーが唐突に切れてしまったから。こんなことは初めて。十分充電しておいて、列車移動、バス移動のときも必要なとき以外は電源を切っていたのに。やっぱりこれは大聖堂の中でフラッシュをたいた報いでしょうか。

ここはホントにマジ聖地でした。
おととし聖地の本を読んで行った福島のリカちゃんキャッスルや、どらえもんの故郷練馬、そんなところはほんとは聖地でもなんでもないし、聖地なんて気軽に言っちゃいけなかったのです。
なんというか、温度が違うというか、千年、二千年にわたる人間の生と死みたいなのが積み重なってる。そんな空気をひしひしと感じました。おもしろかったけど。

結局最終バスに間に合わないから断念した、行けなかったサン・ミッシェル・デギレ礼拝堂。キメラの翼みたいなズルはしないで、また行ってみようと思います。聖地はいつまでもそこにある。

ル・ピュイ・アン・バレー公式ホームページ
https://www.ot-lepuyenvelay.fr/

クレルモン=フェラン滞在日記
https://openart.cocolog-nifty.com/auvergne/

『聖地の想像力』(植島啓司/集英社新書)
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=997367829X


 

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