しかし、ガイドブックだけでは判断が難しい場合もある。
例えば「セリ」の解説ページを見ると、隣のページに「ドクゼリ」という野草が紹介されている。
ドクゼリとは……
「湿地や小川などに生える猛毒の野草。若い頃はセリに似て、ときには同じ場所に生えていることもあるので注意すべきである」(「野草」永岡書店)
注意すべきである、と言われてもどうやって注意したらいいのか?
似ているものが同じ場所に生えていたら、それはもう同じものにしか見えないはず。
本当に大丈夫か?
一抹の不安を感じながらも、1月7日、七草探しを決行した。
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