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特集


ひらめきの月曜日
 
ビニール傘で調理する

ガレージで
 
徐々に迫り来る影

気泡が!

車庫が台所

結局これといった場所を見つけられず、とぼとぼ帰ってきたら、ものすごく日当たりが良い絶好の場所があった。車のいないガレージだ。ずっと車が停まっていたので見逃していた。

風もあたらず、 白いコンクリートが光を反射していてポカポカ既に暖かい。

おお! 日の光じゃあ! 日の光があるぞお! ここまでで、すっかり日の光に対してハングリーになっている。冬の日は短い。急いでセッティング。これが今日最後のチャンスだ。

すぐにペットボトル周りの温度が上がりはじめた。こうなると迫り来る影が恐ろしい。おびえながら、徐々に装置の位置をずらして続ける。

 

そして卵は茹でられたか

しばらくすると缶の中はかなり熱くなったようで、湯気がたちはじめた。缶の中を覗くと、入れた水に気泡が。しかも沸いたお湯独特の匂いがする。ここへ来て、なんだかんだいってはじめて「調理」を実感することができた。

待つこと15分。満を持して卵を取り出す。取り出すときにうっかり缶をそのままつかんだらものすごく熱い。

「いけねっ、あちー、あちー」

とか言いながら、内心はその熱さにしめしめ、といった感じ。ただ熱いだけなのがストレートに喜びにつながっている。

卵は、回転させたときにクルクル回るとゆで卵で、回らないのは生卵。 どこかで聞いた豆知識を活用して卵を回した。こんなに卵が茹だっていて欲しいと思うのは生まれてはじめてだ。

素直に卵はクルクル回った。やった!


回った! 殻むいた!

見事な黄身

白身は柔らかく、黄身は固めに茹で上がっていて、スプーンで半分に割ろうとしたら、黄身だけつるっと出てきた。普通に茹でるより時間をかけたからか?

天気待ちの日を含めると1週間越しの思いがこもったゆで卵。味わって食べたら、ややしょっぱい。たんぱくな味だと思ってばかりいたゆで卵の真の味わいに図らずも気が付かされる。

もしかしたら太陽の熱で茹でたおかげで美味しく茹で上がったのかも。そう思って家の者にも食べてもらったが、「いつもと同じだと思うけど?」だそうだ。

苦労も調味料。これも野外活動の醍醐味だ。





芋は生焼けでした
よくできたこと
  • 卵が茹でられた。
  • ガスコンロの大切さを実感できた。
  • おてんと様のありがたさが身にしみた。
  • 頑張って茹でた卵はとても美味しかった。
よくできなかったこと
  • 傘に張り付けたアルミホイルにしわがよってしまってか途中なかなか温度が上がらなかった。
  • 芋はうまくふかせなかった。
かだい
  • アルミホイルがきれいなまま持ち運びができるように作る。
  • BSアンテナではできるかどうか調べる。

 

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