街のスピード写真でやっぱりガッカリ
以前ドイツに行った時に、仕事の関係で証明写真が必要になり、街の写真屋さんで撮影してもらった事がある。
カメラの前に座り真剣な眼差しでレンズを見つめたら、突然店主がゲラゲラと笑った。
通訳の人曰く
「何でそんなに恐い顔をするんだ?何故笑わない」
と言っているそうだ。
僕にしてみたら、何故笑わなくてはいけないのか意味が分らなかったが、ドイツでは証明写真用の写真は笑顔でちょっと横向きになるのが常識らしい。横向きになるのは耳の形が分るように、という意味がある。
耳の形をみせるのは理解出来たが、何故笑う?
免許の写真が笑っていたら、違反した時に点数を余計に取られてしまいそうだ。
結局、笑う事は出来ず、店主に笑われたまま撮影してもらった。
そして、今回久しぶりに撮影したスピード写真を見て、やっぱりガッカリする。
ドイツ人みたいに笑顔で写るのには抵抗があるが、あまりにも表情がカタい。
加害者か被害者か、どちらかと言われれば明らかに加害者の方だ。
もっと柔らかい印象を与える写真を撮りたい。
柔和な証明写真はどこで撮れる?
プリクラはどうだろう?
最新のプリクラ機は随分と凄い事になっていると聞く。
そこでプリクラ機を開発している会社、オムロンエンタテインメント社に伺う事にした。
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