出発まで20分くらい時間があるので2人で待合室で待つ事に。
常連グループらしきおばさま軍団が続々と待合室に入ってくる。僕たちの存在など全く視界に入っていないらしく、ギャッギャッ(年を取っている分、濁点な感じで)騒いでいる。
リーダー格のおばさまがみんなからお金を徴収している。乱れ飛ぶ札束。
この人たちも牛鍋とニューハーフショーに行くのだろうか?不安がよぎる。
「一緒ですかね、あの人たち」
「どうでしょうか……」
濁音混じりな会話の端々から、おばさまたちは「帝国ホテルでバイキングツアー」に行くらしい事が発覚。ホッと一息した所で、さあ、出発です。
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