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自分探し部

その8

その8
自分探しその8〜ナンパされてみよう〜

この前テレビを見てたらcancamのモデルさんが出てて
「エビちゃんモエちゃんのハワイ二人旅」的なゆるーい番組がやっていたので、
これは自分探しっぽいなー、とぼんやり見ていたら、
昔ハワイに留学していたというモエちゃんが首を骨折し生死をさまよった思い出を涙ながらに話し、
一方のエビちゃんはというと
初体験のサーフィンで一発目の波を乗りこなすというとんでもない才能を発揮していて、
なんかしらんけどコントラストがすげー、と腰抜かした。
でもやっぱりどうしてもモエちゃんのほうを応援してしまう、
モエちゃん見てるとなんでかしらんけど涙出てくる、という皆さんのための自分探し部です。


前置きが長くなった。
デトックスをやろうと思ったけど
毒は自分の中に持っておいたほうがよいというロックな自分に目覚めたのでやめに。
今回は「ナンパされてみよう」というそれも自分探しだ!的な自分探し。


理想としては場末のバーで行きずりの男(普段は大道芸などをしている外国人が理想)と
今日はもうどうなってもいいわ、という自分探しが一番いいんだろうけど、
それはちょっと自分見失いの度がすぎるかと思い、ナンパされるという自分探しに。
他人に自分がどう見られているのかっていうことがわかるという真っ当な自分探しといえる。


ナンパといえばひっかけ橋。
大阪は心斎橋筋にあるえびす橋でナンパ待ち。
一見、ナンパ待ちだとは思われない風だが、心の中ではウェルカムパーティー真っ最中だ。
ようこそ!日本へ!とホームステイ受け入れ家族の気分でナンパを待っていた。


大阪のえびす橋はW杯で人がおっこちすぎたのが悪かったのか、現在改造中。
変に曲がりくねってめちゃくちゃ歩きにくく活気もない。
夜になるとホストやキャバクラの案内がちらほらいてようやくひっかけ橋っぽくなる。
昼間に目立つのは怪しい呼び込みなどだろうか。
こういう呼び込みについていってラッセンを見に行くのが一時好きだった。
リトグラフ販売とかいうやつで複製品のくせしてむちゃむちゃ高い。
しかしこの高さがラッセンの魅力だ。
うわ!高い!という印象も作品のおもしろさなのだ。
ラッセンが筋肉ムキムキなのを知ったのもこういう地道な努力の成果だ。
ラッセンは海辺でムキムキだった。
販売展示会でそういう写真を見た。
このムキムキの筋肉で精緻なイルカを描くのがラッセン最大の魅力だといえる。
また、ラッセンを色々見ているとイルカ以外のラッセン作品も知ることになる。
しかしそういうのはアバンギャルドと捉えて放置しておけばよいだろう。
ラッセン若気の至り、ラッセンの迷走としてファンは放置しておけばいい。
イルカだけ見ときゃいいのだ。
あと筋肉。
それがラッセンのコツだ。
(かといってラッセン買うのは自己責任でおねがいします)


と、ぼんやりとラッセンのコツを考えていたらナンパされなかった。
ウェルカムパーティーの終焉。
ホームステイ先に留学生は来なかった。
それだけのことだ。
それは分かっているのにこのこぼれ落ちる涙はなんだ。
ホームステイなどこちらから願い下げだ!
そんな思いがこみ上げてくるが、さびしい自分探しとなってしまった。


他人に評価されてなんぼな自分探しは実現しにくいのかもしれない。
もう少し楽な自分探しがいいなあ、と思い次回はスピリチュアル。
前世とか真剣に考えてみるのでよろしくお願いします。 ( 2007/03/13 11:00:00 )




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