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10秒かかってたどりつく |
「10秒25……。」
案の定というか、記録を大台にのせてしまった。走っていても体が重く、思うように足が回らない。ショックだ。しかも1本走っただけなのに、妙に腿がつらい。
「腕を胴体の側面にこするように振るとだいぶ違うよ!」 |
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腕は胴体の側面にこするように |
早速元陸上部からアドバイスが。そうだ、今日は速く走るようになるために来たんだ!最初から速くちゃつまらないじゃないか!強引かとも思われるポジティブで成長を誓い、特訓へと突入する。
「これを見ながら練習しよう」
友達は、私のために1冊の本を持ってきてくれていた。 |
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これを読め |
小学生向けに分かりやすく速く走るコツが書いてある本だ。なんか変なタイトルだが、これはいい!!
・腕を大きく(手首が目の高さになるくらい)振る
・ 腿をあげて、歩幅は大きく、回転を速く足を運ぶ
・地面を踏みしめて速くけり出す
本と照らし合わせて見本を見せて もらいながらフォームの確認をしていく。 |
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「もっと腿上げて!」「ハイっ!」 |
そしてスタートの仕方。座った姿勢からスタートするクラウチングスタートは難しいと思っていたので、1本目は立った姿勢からのスタンディングスタートで走ってみた。
しかし、どちらのスタート方法にせよ、最初に低い姿勢を作ることが重要らしい。
私は過去の方法を捨て、今回クラウチングスタートにチャレンジしてみることにした。 |
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未知の姿勢 |
そして、満を持して2本目を走る。結果、いきなり効果が!! |
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