子サイと親サイ。
赤ちゃんサイいた
赤ちゃんサイは見事に大人サイのミニ版だった。親といるから赤ちゃんとわかるが、単品だったらすでに立派なサイだと思う。
デフォルトで伏し目がちなのが好感もてる。
というわけで赤ちゃんサイは予想通り見るからにサイだったわけだが、それでもなんというか、やっぱりこう、うっすらとかわいいのだ。いや、うっすらどころかかなりかわいい。
生まれたとき70キロだった赤ちゃんサイの体重(その時点で僕より重いわけですが)は2ヶ月経った今、すでに200キロを越えているという。朝青龍(150キロ)に僕(60キロ)がおんぶされたくらいか。データで見るととうていかわいいとは結びつかないわけだが、それでもなんとなくかわいいのはホンジャマカ石塚さんがかわいいのと同じ現象だろうか。
ほぼ貸し切りなのでかじりつき放題。
赤ちゃんサイは、鎧のような皮膚をまとった特徴的な形のおしりも、すでに母親そっくりだった。
こちらは母親。
どういう構造になっているのかいまいち理解できないお尻。
続いて赤ちゃん。
お母さんとほぼ同じ形。
このかわいさはツノがまだ生えていないからかもしれない。いや、もしツノがあったらあったでたぶんかわいいんじゃないだろうか。冷静に見ると茶色くてごつごつした200キロの動物だ、かわいいわけがないのだけど、なぜかかわいいのだ。おかしい。
このかわいさ、伝わるだろうか。
目ではないか
ちょっと一度冷静になろう。たとえば他の動物の赤ちゃんはどうか。もっとかわいいに違いない。気持ちを一度サイから外すのだ。
同じく最近赤ちゃんが生まれたというスーチョワンバーラルをみてみよう。
上の写真は親。そして赤ちゃんバーラルがこちら。
見て欲しい、このかわいさ。やばい。そうとう遠くから見ても、潤んでいるのがわかるくらいに目がつぶらなのだ。
これを見てなんとなくわかったのだが、動物の赤ちゃんのかわいさは体に対する目の大きさからくるものではないだろうか。
では目に注目してもう一度サイを見てみよう。
はい、サイどうでしょう。
目、超ちっちゃい。でもやっぱり、かわいい。
このわけのわからないかわいらしさを、あともう1ページ追います。