原理的にはこんな感じである。忍法でいえば分身の術と同じ原理だ。(忍者が戦乱の世に暗躍したことを考えれば、このPOVはある意味、軍事技術の平和利用とも言えるかもしれない。)
と、ここまで、できるだけ冷静なトーンで解説してきたつもりだが、実は内心、興奮しっぱなしである。すでに完成してから2週間くらいたっているのだが、まったく興奮冷めやらぬ感じだ。必要もないのにどこへ行くにも肌身離さず持ち歩いて、人知れずカバンの中でピカッてさせたりしているのだ。この気持ちをなにかに例えるとしたら…そうだ、初孫だ。初孫を愛でる気持ちを1初孫とすると、このマシンもたぶん0.8初孫くらいある。かわいい。いとおしい。そして嬉しい。うはー。
このやり場のない高揚感を発散すべく、マシンを持って外へ飛び出してみた。 |