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ひらめきの月曜日
 
新しいお節で新年を祝おう


これがダジャレおせちの全貌だ

2009年新春、満を持してデイリーポータルZが全世界に提案する新しいおせちがこちらです。どうぞ!


ダジャレだけでなく、盛り付けにも突っ込みどころ満載なおせちに。

完成直後はそれなりに感動したはずであったが、こうして改めて大きな写真で見てみると、「なにを考えていたのか」と言いたくなるような出来映えである。

さらに言えば、これはおせちと言うよりも、かなりお弁当に近い。このお重を持って花見にでも出掛けたら、さぞや楽しい宴になるだろう。


最初に手を着けたお重は密度が濃い。まだこの頃はやる気もあった。

炭水化物部門。最初に作った物は表面がカチカチに。さらに瓶が並ぶことで、台無し感をこれでもかと煽る。

いろんなことを諦めたお重。左上、ラップに包まれたくさやが悲しそう。

デザート部門。このお重はボンタン飴(Born, turn to America.)、手作り最中・栗あそび(クリアしそびれないようにゲームを続けろ)、チューインガム(治癒)と、全体に自由すぎる構成に。隙間に並べたリッツ(リッチ)&クリーム(クリーン)のやる気のなさを見よ。

いや、やる気はあったのだ。充満していたと言ってもいい。ただ、長時間作業を続けるうちに「もういいや!」と投げ遣りになったことだけは認めねばなるまい。

缶詰のパイン(乾杯ん)が、やせうまの皿にでろーんと置かれていることからもそれは明らかだ。どうもやることが分かり易すぎていけません。

いざ、試食へ

エプロンを外し、まずはヤクルトで乾杯といこう。「ヤクルトを余計に出して→厄除け(ヤク余計)」という難解なダジャレではあったが、ここまで来たらもうどうでもよかった。思いは「早く食べたい」だけである。


解放感に包まれた笑顔と共に乾杯。 「厄除け! ヤク余計!」と、なぜか全員、目をひんむいたまま一気飲み。

そういえば、おせち以外に飲み物のダジャレも何点か集まっていた。一気にご紹介しよう。


カルピスの原液(生涯現役)、ウイスキーをロックで(水入らず)、エビアン(トレビアン)、ファンタ(ファン多)

さらに、ホッピーを発泡酒で割って(ハッピー)


カルピス原液はと言うと…、

「この甘さは、すでにお菓子ですな」と古賀さん


あとはもう、作ったものをただただ好きなだけ食べた。

きっと今日あたりは、自宅でくつろぎながらこの記事をご覧になっている方が多くいらっしゃると思うのだが、それはだいたいこんな雰囲気じゃありませんか?


これを敢行したのが2008 年だとは信じられないほど、

新年気分満載の写真が撮れてしまっていた。


おせち、恐るべし。内容はともかくとして、お酒とお重と取り皿が並べば、だいたいお正月の雰囲気が出てしまうということが分かった。

この佇まいはまるで、私と乙幡さんが年始の挨拶に古賀さん宅にお邪魔したかのようではないか。


しかし、迎える側がやっていることは「こんにゃく指輪」と微妙に新年っぽくはない。

どれもこれもオーソドックスだ

ダジャレの斬新さにばかり目を奪われた感があるが、それも致し方ないだろう。作ったのはそれに反してまともな物ばかりなのだ。

あの奇抜なダジャレ群に対抗して変な料理を作ったりしたら、誰も箸を付けてはくれなかったに違いない。よって面白味もなく普通の食べ物が揃ったことになる。でもそれでいい。それで良かったと思おうではないか。

目新しいのはダジャレだけで十分だ。


あ、カレイのカツに卵が入ってました! お得! 普通にうまい! 麻婆茄子サンド、意外にイケル!

本当のケーキのように切り分けて、 景気回復! これだって味はあくまでまともだ。

ちなみに、人気のあった新おせちはと言えば…

古賀さん:私はなぜかおチャーハンに何度も手が伸びました。あとは麻婆茄子サンド!
乙幡さん:気が付くと、マカロニと竹輪のごはんですよ和えばかり食べてましたよ。あとはカキフライもおいしかったし、麻婆茄子サンドもおいしかったし…。
高瀬:食べておいしい組み合わせといえば、ウインナーとカブの素揚げが良かった。しかしまぁ、どれもこれも普通に食べられましたねぇ


カブの甘さがウインナーとよく合うんですよ。

というわけで、おせちをほぼ完食したばかりか、お重に詰められなかった残りにまで手を付けるという旺盛な食欲を発揮して、「新しいおせちの会」は無事にお開きとなりました。


2009 年も、よろしくお願いします!

どうか、おせちに込められた願いが全て叶いますように! 主にお金と健康! とお願いして、私の分の担当は締めさせていただきます。

古賀さん、あとは任せました!


ダジャレは無敵だ

はいっつ、終盤はすっかり食べるばかりで姿を現さなかった古賀です。高瀬さん、本当におつかれさまでした! そんなわけで、デイリーポータルZにおけるキャッツ・アイがお送りしたダジャレによる新しいお節、いかがでしたか。

実は、今回のお節を作るにあたり、製作に携わった高瀬・乙幡・古賀はひとつもダジャレをひねらなかった。思いつかなかったのだ。

最初にひとりで考えてみてまったく思いつかず、高瀬さんも「ぜんぜん思いつきません、どうしよう!」と言っていたので、別の企画を考えなくちゃいけないかなとも思っていた。

それがどうだろう。怒涛のように送られてきたダジャレの数々。「えー、なんだこれー、ちょっとまってよー!」などといいながら、実はそのダジャレ力に感心するばかりなのも事実だった。

そして、これは発見なのだが、ダジャレの食べ物を食べるとなんとなくその願いが叶う気になるのだ。嘘だと思う方はぜひお節に麻婆ナスサンドを食べてみて欲しい。なんだかありがたい気持ちになるんですよ。これはまさかの展開だった。

ダジャレの底知れぬ力にうなって幕を開けた2009年。いい年になりそうな気がするが、やはり気のせいでしょうか。

それから、やっぱり高瀬さんの料理の手際はすごかったです!

最後に玉置さんが畑から送ってくれた写真でお別れしましょう。カブ、上がれ。

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