常識門
こんな調子で園内を2時間ほど散策していた。 かなり疲労を感じてきたが、これは歩いたせいばかりではなく、脳の方もくたびれているのだろう。 こんな疲れ方をする散歩は初めてだ。 そう思ったところに「常識門」という門が表れた。 「正門の哲理門に対して普通の出入口の意味で与えられた名称」と書いてある。 やはり哲学者も疲れた時は小難しいことを考えずに、楽をしたいのだろうか。
髑髏庵(どくろあん)
公園をぐるっと一周してきて、最後に訪れたのが髑髏庵という建物だ。 「来客はここで俗塵に汚れた精神を清めて、いよいよ哲学的雰囲気に浸るものとして、骸骨をもって俗心の死を表している。」と書いてある。 最初にここに来なきゃいけなかったのか。 でも、書いてあることがよく理解できないので、最初に来ても同じだっただろう。
哲学堂公園は楽しい
結局のところ、哲学とは何であるかはわからなかった。 むしろ、ますます謎は深まった。 けれども、哲学堂公園は楽しいところだ。 哲学をテーマにした公園なんてほかにはそうないし、これほど想像力が要求されるテーマパークもめずらしい。 そういった点では、非常に魅力的な公園である。