電気の水源まで14キロ
考えてみると、発電所から電気が家まで来てるのは当たり前なのだけど、一番近所の発電所だから家に来る、と限るのだろうか?もしかしたら本州の反対側の原発から流れ流れて来てたりするかもしれない。東京電力に電話で聞いてみた。
大坪「つかぬことをおうかがいしたいんですが‥今自宅に来てる電気が、どこの発電所から来てるか教えてもらうことはできますか?」
東電の人「どこの発電所から、ですか?‥少々お待ちくださいませ‥(保留音)お待たせしました、ちなみにどういった御用途でお調べでしょうか?」
坪「ざ、雑誌の企画で調べてるんですけど(なぜかインターネットと正直に言えずに雑誌とごまかしてしまった。良心が痛む。)」
東「どちらの地域をお調べですか?」
坪「とりあえず世田谷区の明大前駅周辺をお願いします」
東「では、分かり次第折り返し電話いたします」
と、分かりそうな雰囲気でなんとなく電話は切れた。というか、わざわざ調べてくれるんだなぁ。「今日明日くらいでお電話いたします」と言ってたけども、実際どんなもんだろ?と思ってたら10分もかからず東京電力から電話があった。
東「今回は雑誌の企画とのことで‥個人ならいいんですけど、そういう場合は明大前周辺といった広い地域はお答えできないんですよ」
とのこと。あらら、最初から個人って答えればよかったのか‥取材とか怪しい名目だもんなー、テロ目的か?と思われても仕方がない。まぁ、個人で聞いてくる人もそれはそれで怪しいけれど。子供の夏休みの宿題のフリでもすりゃよかった!
また同じ番号に電話してもバレるだろうから、とりあえず近所の東京電力品川火力発電所に行ってみよう。もし新潟の原発だとしても、ココに行くつもりだったけど。起点は一番近い明大前駅ということにしてみた。
ルートを調べると、結構大きい道を行けば約14km。距離的にも自転車で行ける距離。ただしずーっと上空に電線があれば、の話だが。 |