人工衛星があった
ロボットのなかに超小型の人工衛星があった。1辺10センチの立方体で重さは1キロ。世界最小。東工大の学生って人工衛星も作るのか。並の器用さじゃないぞ。
民生用の部品を使った完全な手作り。ロケットのほかの荷物の隙間に入れてもらって打ち上げる。
「隙間に入れてもらう」という身近な説明で宇宙開発という遠い世界がぐっと近づいた。気がする。
同じ隙間にはほかにも世界中の小さい人工衛星が10個ぐらい入っているそうだ。人工衛星のトキワ荘状態である。
4年前にロシアのロケットで打ち上げて、今年の秋にはインドで2号機を打ち上げる予定とのこと。
ふだん人工衛星打ち上げのニュースを見てもなんとも思わないが、この手作り感あふれる実物を見ると成功するといいなと素直に思った。
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