正しいか、正しくないかなんてどっちでもいいと思いませんか?
|
この日の夕食はもちろんアボカドでした。(←晴れて、アボ○ドの表記ではなくなった) |
僕の個人的な記憶を頼りにすれば、アボカドという食品が、食卓に頻繁に登場するようになったのはこの15〜6年以内の出来事だったと思う。少なくてもアボカドは、ニンジンやタマネギとイコールではない。(ですよね?)
10年ぐらい前まではアボガドと呼ぶ人が多かった気がする。その後、いつの頃から「アボカド」が正しい表記である、ということが浸透しはじめた。このため、古くから取り扱っている御徒町のお店なんかはアボガドが今も主流派なのではないか。
ところで、日本人の言語感覚としては、アボガドのほうが発音しやすい。本来の言葉の音に近い「ピビンバ」ではなく、「ビビンバ」が浸透しているのも、「ビビンバ」のほうが言いやすいからだと思う。そう考えると、間違いもあながち間違いではない。「シネマ」を「キネマ」とあえて呼ぶのは今日的な意味合いではちょっとオシャレな言葉だと思うのだが、アボカドをあえて「アボガド」と呼ぶのが通っぽい、なんて時代がひょっとしたら来るのかもしれない。
「アボカド」か「アボガド」かは、お好きなほうを選ぶと良いと思います。あ、もちろん「アボカード」でもいいけどね。 |